竹書房文庫<br> 修羅ノ国 北九州怪談行

個数:
電子版価格
¥715
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

竹書房文庫
修羅ノ国 北九州怪談行

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月27日 03時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784801918504
  • NDC分類 147
  • Cコード C0193

出版社内容情報

九州の心霊スポット、神秘ゾーン、そこで起きた恐怖譚を綴った究極の九州ご当地怪談!

内容説明

犬鳴トンネルと共に九州最凶と謳われる心霊スポット「力丸ダム」。そのダム湖を撮った一枚の写真に、湖上を駕籠を担いで進む行列が写っていた。この心霊写真を切っ掛けに現地を訪れた著者が辿り着いた因果の真相とは…。長編ルポ「力丸ダム」他、「小倉駅前のデパート」に纏わる幽霊騒動、「若松主婦殺人事件」の霊夢、伐ると祟られる「扇天満宮の大銀杏と座敷牢」の怪、福津市の謎の野獣「本木の化け物」、嘉麻市の皿屋敷に纏わる怪談など、北九州在住の著者がご当地の知られざる怪奇伝承と自身の心霊体験を綴った実話怪奇ルポルタージュ!

目次

怨霊の残り香
山伏塚
天狗倒し
小倉の酒場と美空ひばり
小倉駅前の怪
リバーウォークと乃木希典
若松主婦殺人事件
岩波文庫の少年
見たろうっ!本木の化け物
嘉麻の皿屋敷
染付菜の花に蝶紋小皿
清水節堂の幽霊画
あるコレクション
祟りの木と最高に怪奇なコレクション
封じ込められた首
ゴーストクイーン
力丸ダム その1
力丸ダム その2
力丸ダム その3
力丸ダム その4
力丸ダム その5
力丸ダム その6

著者等紹介

菱井十拳[ヒシイジュッケン]
ノンフィクション作家。元漂泊の居酒屋系食レポライター、旅行家、ラーメンスープ研究家。北九州市定住後は主に石炭関連の産業遺産に興味を持ち日々探索を行う。2018年、史実を扱ったルポルタージュ怪談「怨霊黙示録 九州一の怪談」(竹書房文庫)を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HANA

60
北九州怪談紀行。という事でご当地の怪談ネタがわんさか詰まっております。というか実話怪談というより怪談寄りの随筆といった方がピンとくる。古くは「耳袋」「甲子夜話」から最近では川奈まり子や伊計翼まで怪談と随筆は相性がいいのはわかりきっているので、それに連なる本書も面白く読める。特に雨宮淳司氏との噛み合わぬコンビっぷりが得も言われぬ味わいを醸し出していて最高。白眉はやはり往年の『新耳袋殴り込み』を思わせる力丸トンネルかな。北九州は小倉を何度か通過しただけで土地勘は無いが、地元密着型の本は好きなので面白く読めた。2019/06/27

あーびん

22
新耳袋殴り込みのようなゆるい会話が癖になる実話怪談ルポ。過去から現在まで北九州の歴史を紐解いていくご当地ネタは興味深い。菱井さんの前作『九州一の怪談』は文体が読みづらく途中で挫折したが、菊姫つながりで読んでおいた方がよいのかも。雨宮淳司氏の唱える「幽霊光源問題」「幽霊新社会性説」が気になる。当人たちはいたって真面目なのだがなんだか笑えるオカルト珍道中。2019/07/26

澤水月

16
北九州に縁がある人には興味深いであろうネタもいくつか(前巻のように一冊丸々地域史ではなく)。ただ正直言って自分は苦手…嫌々怪談を書いている感ありありで相方として怪談作家の雨宮氏と珍道中するテイだがことごとく噛み合わない。とにかく上から目線な著者の書きぶり…リチャード・レイモンへのご高説のあたりでやめようかと思った2019/05/06

いぼいのしし

13
内容的には結構怖いものもあったが、飲み屋でおじさんの心霊取材談を聞いている感じの、なんだか緩い雰囲気だった。不安な場所に行く時に、たとえなんじゃそりゃと人に言われようとも、魔除け的な物を持って行きたくなる気持ちはよく分かる。2019/11/01

qoop

10
地方史の謎解きプラス怪異体験実況エッセイといった趣き。いわゆる怪談実話スタイルを取らない著者の文章は(決して新味がある訳ではないのだが)当のスタイルを読みなれた身としては新鮮で楽しめる。文献解読のウェイトが高かった前著とは印象が異なり、珍道中を繰り広げながら謎を解いていく/謎に出逢う構成もリーダビリティ高く、熟れた感強し。作中で提示される怪現象の解釈はどこかでまとめて読んでみたいが、これは雨宮淳司氏の著作に期待すべきか。2019/04/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13590950
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。