内容説明
デビュー作『風の歌を聴け』から『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』まですべての長編・短編小説を徹底解説!エッセイ・ノンフィクション・翻訳ガイドや作品年表なども収録。
目次
1979~2013村上春樹ビジュアル・クロニクル
長篇小説ガイド
短篇小説ガイド
もっと深くハルキ・ワールドに潜るための5つのコラム
エッセイ・ノンフィクション・紀行集・対談集・絵本・その他の作品
翻訳ガイド
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)
31
文章をありのままに捉えられないのは大作家になった故の業か。 村上春樹をしっちゃかめっちゃかに喰い散らかしてあらまー…。 しかも解釈が浅い。 総じて皆ぺらぺら。 村上春樹殆ど呼んでないわしにそんな事いわれちゃあかんでしょ。 そんなんだから「峰ゆたか」のぶっちぎりの知性がより際立つ。 こいつただもんじゃねぇぞ! 峰ゆたかの本読んでみよ。 2017/09/03
林 一歩
11
ガイドブックというよりは、カタログとしてのみ有効な、薄い内容の書籍です。2014/07/21
Miki
7
今年、村上全作品(長編)制覇のため購入。。『風』の解説を読んで初めて謎が解け、自分の読みの甘さを指摘された感…。コラムも面白かった。中でも性描写(の露骨性、特異性)について語る峰なゆか氏のコラムは、同性目線ということもあり、自分がなぜ馴染めないのかが良く分かって面白かった。作品解説は読了二作品(『風』『ノルウェイ』)以外の部分は自分が本作を読んでからのほうがいいと思い、楽しみにとっておくことにして未読のまま読了。まず村上作品を読み、このガイドを読み、作品を再読するとより楽しめるのではないかと思う。2014/01/04
にがつ
4
村上春樹を読むもどうも苦手意識があるので、どう読んだらいいんだろうと知りたいあたりを流し読み。2014/03/23
さくら
2
世間が「今年は受賞なるか」と期待していて、「村上春樹はどういう作品を書いているのか」と思ったのがきっかけ。前半は作品の解説、後半は人物像から分析している。いくつか気になる作品があるので、読んでみたい。2014/10/20