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宝島社新書
光とは何か―虹のメカニズムから「透明マント」まで

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800215369
  • NDC分類 425
  • Cコード C0244

内容説明

光とはいったい何か?―身近な存在ながら謎の多い、不思議な光の性質とその応用技術に関するすべてがわかる一冊。21世紀が「光の世紀」と呼ばれる理由は、本書を読めばわかる!

目次

第1章 あなたが光と「出会う」とき(光のもっとも大事な性質は何か?;光とその仲間たちの正体 ほか)
第2章 光の性質を知ろう(光の速度をどうやって測った?―光の直進性;鏡の像はなぜ上下が逆にならない?―光の反射 ほか)
第3章 色のしくみを知ろう(目はどのように「色」を見分ける?色を実際に「見ている」のは脳である? ほか)
第4章 光の正体は何なのか(光の仲間の種類と特徴を知ろう;光をミクロのレベルで観察する ほか)
第5章 光の最新テクノロジーに触れよう(光テクノロジーの主役・レーザー;高速通信を実現する光ファイバー ほか)

著者等紹介

江馬一弘[エマカズヒロ]
1961年、静岡県生まれ。現在、上智大学理工学部教授。東京大学工学部物理工学科卒業。工学博士。専門は光物理。身近な物理現象を題材に、物理の面白さを伝える講義も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

22
波でありながら粒子である光。いくら勉強しても、やっぱりわからない不思議な物体です。2016/03/19

to boy

9
期待していた内容とは違っていましたが面白かったです。前半はちょっと文系向きで退屈。後半から面白くなってきました。ガラスや水ってそこに物質があるのに見えないって不思議ですよね。何となく理解できました。アインシュタインは光速一定を前提として相対性理論を作ったのだが、なぜ一定なんだというのが理解できず不満です。実用的な研究も大切ですが知的好奇心を満たしてくれる研究にも期待してます。2014/09/30

超運河 良

5
光は水のように自由自在に形を変えて行く。時に重力の影響を受ける素粒子になり、ときに電波の様な素粒子という物体から姿を消し波になる。物質の原点は全て光の集まりで出来てる!重力の影響を受けるのは素粒子、生命は全て光の塊でできている。光が質量を作り、重力から指示された形の原型を作り出してヒッグス粒子が光と光を繋ぐ役割をしている。光は明るさと生命なのかも!時空の影響を受けるのは光と言われてるけど実は人類も重力の影響を受けて命をゆっくり使っている!時間という軸の概念は重力が作り出して光は軸に沿って動いている!2015/08/26

氷柱

3
611作目。8月23日から。説明しろと言われると困るが、光についてかなり噛み砕かれていてわかりやすい一作であった。未知である領域ではありつつもかなりのことがわかっていて、さらにその歴史についての説明も豊富であったので光というものが一気に身近な存在に感じられた。実験方法を確立した人物の頭は一体どうなっているんだろうと感じてしまう程、凄まじさも伝わって来た。天才が少しずつ謎を解明して来たという流れも相まって非常に興味深い分野である。2020/08/26

左手爆弾

2
非常にわかりやすく、光に興味を持てる。冒頭から光はそれ自体では見えず、何らかの物質と出会うことによって見えるという魅力的な話から始まる。さらに、もしも光についての知見が増えていけば、太陽光発電なども効率化可能で、人類のエネルギー問題の解決にも繋がる。直進・反射・屈折・分散・散乱といった光の基本的な性質についても、図がつけられているため理解しやすい。後半は光についてのより発展的な内容、電場や光子などの話も紹介され、これ一冊で光についての基礎知識は手に入るといっても過言ではない。2020/03/26

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