• ポイントキャンペーン

宝島社新書
なぜ戦争は起きるのか―この一冊で本当の「戦争」が解かる

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 253p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800213044
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0231

内容説明

すべての戦争に原因と結果がある。元陸上自衛隊戦術教官であり、現在、日本兵法研究会会長である著者が、古今東西、五〇〇の戦争を調べ、なぜ戦争は起きるのかを明らかにする。人口が増えると戦争が増える。当たり前のことだが、誰一人、このことを指摘する者はいない。さらに、戦争は土地をめぐる戦いである。このことも五〇〇の戦争の原因を探ることで明らかになる。いままでの教条的な戦争原因論ではなく、実証からスタートし、戦争の真実をつまびらかにした一冊である。

目次

第1章 戦争とは何か
第2章 世界戦争史―古代・中世・近世
第3章 世界戦争史―近代
第4章 世界戦争史―世界大戦期
第5章 世界戦争史―現代
第6章 なぜ戦争は起きるのか
第7章 世界一平和だった国・日本
第8章 武士道精神が世界を救う

著者等紹介

家村和幸[イエムラカズユキ]
兵法研究家、元陸上自衛官(二等陸佐)。昭和36年神奈川県生まれ。聖光学院高等学校卒業後、昭和55年、二等陸士で入隊、第十普通科連隊にて陸士長まで小銃手として奉職。昭和57年、防衛大学校に入学、国際関係論を専攻。卒業後は第七二戦車連隊にて戦車小隊長、情報幹部、運用訓練幹部を拝命。その後、指揮幕僚課程、中部方面総監部兵站幕僚、戦車中隊長、陸上幕僚監部留学担当幕僚、第六偵察隊長、幹部学校選抜試験班長、同校戦術教官、研究本部教育訓練担当研究員を歴任し、平成22年10月退官、予備自衛官(予備二等陸佐)となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

徒花

115
うーんイマイチ。いちおうタイトルの問に答えてはいるけれど、浅く感じるなあという結論に感じた。前半は古代から現代にいたるさまざまな戦争について述べられているだけど、とにかくたくさんの戦争を一つずつちょっとずつ紹介していくもんだから、ぜんぜん内容が頭に入ってこない。後半になるとなぜか「日本すごい」「日本人すごい」論になるのもダメ。そういうのを主張するのは自由だけど、少なくともこの本ではそういうのは求めてなかったし、読んでいるこっちが恥ずかしくなってくる。2021/05/16

ゴジラ 芹沢

2
正直、データの羅列で全く纏まってない。(やるなら、戦争の発生条件別に分けた方がよかった)。あと後半の日本万歳は余計。武士道何て日本人の私からしても綺麗事に過ぎないと、思っているのにそんなのが世界に広まるはずがない。2015/11/06

東雲しのの

2
一言で戦争といっても、国同士の戦争もあれば独立や内戦といった形態もある。戦争に至る要因も資源や領土を巡るものから宗教対立まで様々。古くはペルシア戦争から、現在のシリア内戦までコンパクトにまとめられている。こんなにも戦争が起こるものだとおののいた。仕掛けられた、手のひらの上でやらされていた戦争もあると恐ろしい。今もなお戦争とは無縁ではいられない。最終章の武士道精神云々はこの本の内容では蛇足。2014/03/18

酩酊斉案山子

1
読ませるのは6章のみ。国策によって時に命を奪い、また奪われる立場にある軍人は、政治家の判断が誤っていればそれが無意味な殺人あるいは犬死にになるという立場上、国家や国策の正統性に拘る向きがあると聞く。元自衛官の著者もまたその傾向が強すぎて8章あるうち半分を戦史に割いたのはいいけど、アジアのくだりは「日本は悪くない」という主張が克ちすぎ。日本人が憧れてやまない欧州各国が人権に目覚める前、アフリカやアジアで何をしたかはよくわかるけど、そんな世界を救うのが武士道精神でアルと最終章を費やすのは分析じゃなく信仰です。2014/10/07

simi

0
解らなかった2013/11/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/7005832
  • ご注意事項