宝島sugoi文庫
まんがと図解でわかる空海と密教

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  • サイズ 文庫判/ページ数 255p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800208583
  • NDC分類 188.5
  • Cコード C0115

内容説明

ダンサー志望の舞は、ひょんなことからお寺での居候を開始する。そこで知った空海の生き様と密教の思想を通して、自分と向き合い、心のままに生きる道を見出していく―。悩み多き人生を隠やかに、豊かに送る方法を教えてくれる空海の密教(真言宗)について、わかりやすく解説。思想の基本や般若心経の全文解説、曼茶羅・如来・菩薩の意味など教養アップの情報も盛りだくさん。巻末には日本密教のお寺ガイドも収録。日本仏教の基本を整理した一冊。

目次

序章 仏教って何?密教って何?―仏教における人生の目的とは?
第1章 空海ってどんな人?―自ら道を切り開く、たくましきエリート(出世を目指し上京し、世の中の不条理を実感―蓄えた知識でも解決できない「問題」はある;仏教を志し唐へ!官僧となり「空海」を名乗る―ありきたりの道を捨てて「自分の人間」を生きる ほか)
第2章 「即身成仏」って何?―密教の“悟り”が人生にもたらすもの(「悟り」とは宇宙と合一すること―正しい行いの実践により人は悟りを開ける;森羅万象をあらしめる根源的な本体「六大」―この世の万物は「六大」により構成される ほか)
第3章 曼茶羅と仏像の意味―密教美術に秘められた奥深き仏の世界(曼茶羅とは何か?―言葉では表せない悟りの世界が広がる;金剛界曼茶羅とは何か?―堅固な智慧は一切の煩悩を打ち砕く ほか)
第4章 密教の修行とは?―密教に生き、新たな生命を得るために(密教の修行の考え方「三密」とは?―身体と意識に働きかけ大日如来との合一を目指す;手印にはどんな意味がある?―自らを仏と合わせ仏の姿を自らに宿す ほか)

著者等紹介

島田裕巳[シマダヒロミ]
1953年、東京都生まれ。宗教学者、作家。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。放送教育開発センター助教授、日本女子大学教授、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を歴任。NPO法人葬送の自由をすすめる会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

41
密教って何かな?と思って読みました。 「現世ご利益」の意味が、なんとなく分かったように思います。 今の社会をちょっとでもいい世界にしていくことが、 一番の修行なんですね 家が、浄土真宗なのでこの教えが新鮮でした。 2023/02/16

kimmy

3
マンガで私のようなド素人が読んでもとても分かりやすいです。塔婆の形や曼荼羅の説明などとても興味深くて面白かったです。たまに読み返したい一冊です。2015/12/07

ドットジェピー

3
とても分かりやすく読みやすい内容で勉強になりました。とても勇気付けられました。いい意味で仏教の敷居を低くした親しみやすい本だと思います2013/04/16

ありうす

2
 再読。サンマーク文庫の『[マンガ]密教入門』と同じような本だが、マンガという体裁に拘らずに、より盛り沢山の情報量がある。密教思想のみならず、空海の生涯に密教文化についても書かれていて、寺院紹介に用語集までついている。初心者に勧められる総合的な真言宗入門書。惜しむらくは、あとは読書案内があれば完璧だった……。2020/06/07

青いあめ

2
分かりやすく表現されていて押し付けがましくなくさらっと読める。2014/01/14

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