内容説明
経営者の本当に知りたいことがストーリーでわかる。中小企業のM&A仲介実績No.1企業のトップコンサルタントが、20年以上の経験をもとに本音で教える、「会社を高く売る秘訣」。
目次
1 会社を売るってどういうこと?(事業承継はどうするか?;会社を従業員に継がせるのがこんなに難しいなんて ほか)
2 会社はいくらで売れるのか?(ウチの会社、本当に売れるの?;会社の値段はこうして決める)
3 会社を買うのはどんな会社?(M&Aのスタートライン―アドバイザーとの契約ってどういうもの?;これが中小企業M&Aのステップだ ほか)
4 初めてのM&Aの交渉。こんなときどうしたらいい?(初めての“お見合い”;好事魔多し―思わぬM&Aの落とし穴 ほか)
5 私がハッピーリタイアできたわけ(情報漏えい、トラブル、そして迷い;決断、そして基本合意へ ほか)
著者等紹介
大山敬義[オオヤマタカヨシ]
株式会社日本M&Aセンター常務取締役。1991年、日本M&Aセンターの創業に参画。同社初のM&Aコンサルタントとなる。以来20年以上にわたり、100件以上のM&A成約実績をもつ。金融機関・商工会議所などでの講演、寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はな
7
企業買収の一連の手続きを小説仕立てで追いながら、実務の解説をしてある。専門的なことから、基本合意書を交わす会場の席の位置まで、経験がある人だから記載出来る項目が沢山あった。M&Aの初心者向けにわかりやすい良書だった。2021/07/02
ちろ
1
複雑で難解なM&Aのプロセスがストーリー仕立てでよく理解できた。自分もM&Aの専門家を目指しているので、是非再読して理解につなげたい。2021/04/13
Re born
0
ケーススタディ形式に、M&Aについての知識を学んだ。従業員も突然の変化に対応しないといけないのは大変だ。六割以上の中小企業が後継ぎがいないことは、今後さらにM&Aが増えることを示唆している。2013/07/26
愚鈍斎
0
企業買収というと負のイメージがあるが、企業が廃業することなく、事業を引き渡すという点は注目すべきである。 特に創業者が裸一貫で作り上げてきた例の多い中小企業においては、今後後継者問題によって企業買収という問題に直面する企業も増えるだろう。その意味でこの書は有意義な提示をしている。2013/01/22
魔威駆
0
現バトンズCEOが書いた本。M&Aの流れを小説風に描いてくれて臨場感が湧いた。2024/09/13