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出版社内容情報
新宿で最も敵にしちゃいけないのは、平凡な高校生!?新宿で最も敵にしちゃいけないのは、平凡な高校生!?
新宿に複数存在する、おかしな都市伝説。その中のひとつである【依頼遂行率100%の何でも屋】に下宿している男子高校 生・佐蛹慶介は、今日も家主である蔵祭平三郎とともに、新宿で起こる数々の事件解決に奔走していた。とびきり優秀かつ超個性的な新宿の面々に囲まれながら、平凡を自称する慶介。だが、新宿に住む者は皆、口を揃えて言う。――――本当に凄いのは、慶介なのだと。人脈の力で人も事件も世界も回す、新宿系エンタメミステリー!
内堀 優一[ウチボリ ユウイチ]
ギンカ[ギンカ]
内容説明
新宿に複数存在する、おかしな都市伝説。その中のひとつである“依頼遂行率100%の何でも屋”に下宿している男子高校生・佐蛹慶介は、今日も家主である蔵祭平三郎とともに、新宿で起こる数々の事件解決に奔走していた。とびきり優秀かつ超個性的な新宿の面々に囲まれながら、平凡を自称する慶介。だが、新宿に住む者は皆、口を揃えて言う。―本当に凄いのは、慶介なのだと。人脈の力で人も事件も世界も回す、新宿系エンタメミステリー!
著者等紹介
内堀優一[ウチボリユウイチ]
1981年生まれ。演劇企画ハッピー圏外の主催・脚本・演出などをしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
42
新宿の都市伝説の1つ[任務遂行100%の何でも屋]に下宿する高校生・慶介が家主とともに様々な事件を解決する物語。デュラララ!!風のライトクライムノベルといった感じの作品でしょうか。今回は1巻ということもありキャラの顔見せメインなのでそこまでの盛り上がりはありませんでしたが、人との繋がりという武器の威力を最大限に発揮するラストは中々に読み応えがあって良かったです。キャラ一人一人の個性もスゴイし、これから先か楽しみなシリーズやね。キャラを掘り下げたらもっと面白くなりそう。次巻も期待してます。2017/05/03
水無月冬弥
20
内堀優一先生(@bori2221)の #ラノベ 個性的なキャラの中心に立つのは平凡な少年だったという話、しかし、この交流関係は凄いなあ、さすがに1巻だと顔みせ態度だけど、どうやって繋がっていったか知りたいし、他のメンバーもみたいなあ2017/05/05
すい
17
特別な能力を持たない平凡な主人公はしかし、依頼遂行率100%と謳われる何でも屋に所属していた。優れた才能や能力を持つ個性豊かな登場人物らはされどこう言う。本当に凄いのは彼なのだと。 面白い。絵の無いキャラ含めて短い登場シーンで記憶に残る個性付けがされててよかった。顔見せしながら幾つか事件を解決し、最後に大きな事件を解決。そこで役立つのが平凡で優しい主人公が築き上げた『人脈』。街中の人間が当たり前のように協力してくれることに違和感を持たせない主人公の性格にとても好感が持てた。個人的には清子推し。二巻楽しみ。2017/05/16
サケ太
17
男子高校生の佐蛹慶介は、下宿先の蔵祭平三郎の何でも屋を手伝っていた。様々な案件や人々に関わり、繋がっていく。実際の新宿を思い浮かべながら読了。抜けてて、平凡でありながら、色々な人たちに支えられ、難事を乗り越える。読みやすく、続きは読みたい。2017/05/03
真白優樹
17
奇妙な都市伝説が多数ある街、新宿を舞台に、自称平凡な少年が事件解決の為駆け回る物語。―――この街で最強なのは、繋がりという名の武器。様々な特技を持ちながら、群れる事無く自らの道を行く曲者達。そんな彼等を慶介少年が繋ぐ時、新宿の街は一つになり動く。関わり合い築いた繋がりを武器にするこの物語、短編集のように手軽に読めながら、癖の強すぎる面々が個性という名の光を放ち、それを纏め、中心として動かすその様が唯一無二の面白さを醸し出している、故に最高なのである。この新宿という街はどこへ往くのか。 次巻も楽しみである。2017/05/01