内容説明
初学者でもこっそり…効率化と解析法がザックリわかる!!平均とばらつき、母集団とサンプル、標本分散、平方和、仮説と検定、直交配列表、2因子実験、乱塊法、分割法。集めたデータをどう解析するかがわかる!
目次
第1章 実験計画法とは
第2章 データのばらつき
第3章 統計的な推測の方法
第4章 実験計画法の手法
第5章 分散分析の考え方
第6章 実験計画法のポイント
著者等紹介
森田浩[モリタヒロシ]
1983年3月大阪大学工学部卒業。1988年3月大阪大学大学院工学研究科退学。大阪府立大学、大阪市立大学、神戸大学を経て、大阪大学大学院情報科学研究科教授、博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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jjm
6
直交配列表の考え方について、ネットでも意外にちゃんとした記事がなく、調べてもずっと理解できなかったが、たまたま手に取ったこの本のおかげでだいぶ理解が進んだ。分散分析、交互作用、乱塊法の説明もわかりやすい。良書。2022/08/20
あるにこ
6
いろんな条件で比較実験を行う場合、膨大な数の実験を行わなければならない。そんなときに条件を絞って、実験数を減らすことを目的としたものがこの実験計画法。ばらつきや誤差、仮説検定など用語の説明が分かりやすく説明されている。ただ読んでも時間が経つと忘れてしまうため、必要となったときに読むことをオススメする。2021/04/14
凸凹
2
おそらく、もっともやさしい実験計画法の入門書。まったくの素人でも、最後まで読み通せば、実験計画法がどういった統計手法なのかを理解することができる。 ただ、この本自体、ほんとうに「これだけ」という程度の内容なので、実際に実験計画法を使う場合は、他の入門書が必要になるかもしれない。2016/02/27
シロくますけ
1
復習のために読んだけど、文字による説明が多くて理解しづらい。それにしても効果と誤差を簡単な計算で分離するなんてうまい手を考えたものだ。でも「簡単な計算」のわりに頭に入らないのはなぜ?2024/06/29
かっこわらい
1
実験計画法のエッセンスをまとめた本 QC検定2級の出題範囲である実験計画法を勉強するために選びました。目的を達成するのに、十分な内容が書かれています。 実験計画法について、パラメトリックな統計学知識が必要なものの、初学者向けに易しく丁寧に解説されています◎2019/07/25