内容説明
知性、教養、逆境力…いつの時代も変わらない大切な教え。2000年以上のロングセラー、世界最高の人生指南書をポケットに。
目次
1 人を動かす前に自分をまず正す―リーダーの心得
2 気遣いとはタイミングである―人を立てる心得
3 失敗よりもその対処で評価が定まる―不遇の時の心得
4 すぐやることは仕事のマナーである―行動の心得
5 同調か協調かで人間関係に大差がつく―処世の心得
6 努力してこそ才能の有無に気づける―努力の心得
7 平伏させずに心服させよう―組織運営の心得
8 人生に「もう遅い」「まだ早い」はない―生涯成長の心得
9 人生の大きさは志の大きさに等しい―初志貫徹の作法
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞。日本語ブームをつくった『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まちゃお
12
率直に面白いと思った。「成功後の行動は皆似ているが、不遇時の行動は違う。差はそこでつく」「知ることと行うことは同じであり、行わないのは知らないことと同じ」この2つの言葉は何回も読んでしまった。これは明日の朝、声に出して言ってみようと思いました。2019/09/19
OHC
7
手元に論語の本を置いておきたいと思い、購入。1分間と銘打つだけあってサクサクと読め、勉強になった。しかし、不思議と心打つものはなかった。あくまで論語入門書として考え、次のステップの本を購入したい★★★☆☆3.52019/12/10
こゆき
6
とてもためになる本。解説が分かりやすく書いてある。人生の選択や振り返りに読める。自分を振り返ることの大切さ、気遣い、失敗したときにどのように改まるのか、砕け地ったら再生する力、生きていく能力が書いてあり、人生の節目で必要なアドバイスになるはず。2021/05/04
takahiro suzuki
3
孔子についてはじめて読んだ。カーネギーの「人を動かす」に似たように感じた。「人を正す前に自分を正せ」は印象になった。2021/04/13
ちょ
2
孔子の性格や歴史を踏まえて、ビジネスでも使えるような論語の一説を解説されていました。孔子は必ずしもうまく重用はされなかったけど、自分の能力を評価している姿が、ドラマチックに映りました。2022/01/21