出版社内容情報
これが、21世紀の生命科学だ!
渡り鳥は、どのようにして目的地までの行き方を知るのか。サケはなぜ3年間の航海を経て、生まれて場所にもどれるのか。我々の意識はどのように生まれるのか。そして、生命の起源とは。量子力学が明らかにする生命現象の畏るべき秘密。
第1章 はしがき
第2章 生命とは何か?
第3章 生命のエンジン
第4章 量子のうなり
第5章 ニモの家を探せ
第6章 チョウ、ショウジョウバエ、量子のコマドリ
第7章 量子の遺伝子
第8章 心
第9章 生命の起源
第10章 量子生物学:嵐の縁の生命
【著者紹介】
英国サリー大学の理論物理学教授。原子核物理学と並行して量子生物学の研究をおこなっている。 一般向けの科学書を多数執筆しており、邦訳に『物理パラドックスを解く』(SBクリエイティブ)、『見て楽しむ量子物理学の世界』(日経BP社)などがある。テレビやラジオの科学ドキュメンタリー番組の案内役も務める。王立協会のマイケル・ファデラー賞や大英帝国勲章などを受賞。
内容説明
量子力学を使って生命現象の謎を解き明かす「量子生物学」は、現在、急速なスピードで発展し、大きな盛り上がりを見せています。量子生物学によって、これまでの生物学では解けなかった様々な謎が解明されてきています。本書は、英国の気鋭の研究者二人が、量子生物学の最新の成果と可能性を、豊富な実例を通して明らかにした科学読み物です。生物学はもちろん、科学一般に関心をもつすべての読者に最良の一冊です。
目次
第1章 はしがき
第2章 生命とは何か?
第3章 生命のエンジン
第4章 量子のうなり
第5章 ニモの家を探せ
第6章 チョウ、ショウジョウバエ、量子のコマドリ
第7章 量子の遺伝子
第8章 心
第9章 生命の起源
第10章 量子生物学―嵐の緑の生命
エピローグ 量子革命
著者等紹介
アル=カリーリ,ジム[アルカリーリ,ジム] [Al‐Khalili,Jim]
英国サリー大学の理論物理学教授。原子核物理学と並行して量子生物学の研究をおこなっている。一般向けの科学書を多数執筆している。テレビやラジオの科学ドキュメンタリー番組の案内役も務める。王立協会のマイケル・ファデラー賞や大英帝国勲章などを受賞
マクファデン,ジョンジョー[マクファデン,ジョンジョー] [McFadden,Johnjoe]
英国サリー大学の分子生物学教授。遺伝病や感染症の研究を経て、現在は病原微生物の遺伝の研究とともに、量子生物学やシステム生物学の研究をおこなっている
水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Vakira
そふぃあ
evifrei
aiken
Bartleby