SB新書<br> 1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ―4倍値上げしても売れる仕組みの作り方

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SB新書
1つ3000円のガトーショコラが飛ぶように売れるワケ―4倍値上げしても売れる仕組みの作り方

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  • サイズ 新書判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797375107
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0234

出版社内容情報

弱者が強者に勝つ! 戦略的ブランディング

徹底的にわかる! 大逆転の儲け術
人気スイーツ店が教える儲けのカラクリ

片手に収まるくらいの小ぶりなガトーショコラが1本3000円!

おそらく日本一高いガトーショコラが連日完売。
ケンズカフェ東京は新宿の外れで、人通りの少ないところにひっそりとある。
しかし、テレビや雑誌、書籍などで多くの芸能人がおすすめすることもあり、
この店のガトーショコラを求めて、多くの人が通ってくる。

最初からこんなに売れていたわけではない。
もともとケンズカフェ東京はイタリア料理店だったが、一時は赤字に陥り、借金苦に。
ところが、デザートのガトーショコラがクチコミで広がり、
ランチもディナーもやめてガトーショコラ1本に絞り、人気店に。

ガトーショコラのサイズは当初の半分に、値段は倍に。
サイズあたり4倍の値上げにもかかわらず、人気は衰えるどころか、うなぎ上りに。

その背景には、氏家シェフのち密なる計算が隠されていた。

扱う商品は「ガトーショコラ」1つだけ。
値段もサイズも店も、たった1つしかない。
街の小さな店でありながら、驚異のビジネスモデルでスイーツをトップブランドに育て上げた。

弱者が強者を凌駕する計算され尽くした“一点集中マーケティング”。
紆余曲折の末にたどり着いた、どの業界にも通じる儲けのカラクリを隠すことなく公開する!

はじめに
第1章 なぜ4倍値上げしてもお客が増えるのか?
第2章 今より高く売る! ブランドの育て方
第3章 ブランド力の伝え方
第4章 “ありがたみ”を形にするサービスブランディング
第5章 究極の1品ビジネス
第6章 スペシャリテ(看板商品)の磨き方
第7章 ダントツのネット活用術
第8章 どん底だから勝機は見えてくる
第9章 正しいチャレンジのしかた
おわりに

はじめに

第1章 なぜ4倍値上げしてもお客が増えるのか?
「持って帰りたい」というニーズ
お持ち帰りで儲けようと思っていなかった
サイズは半分、値段はアップ
潰れないために2度目の値上げ!?
OLさんと高級客の両方どりの値づけ
なぜ2500円ではなく3000円なのか
なにもかも最高級でダントツを目指す


第2章 今より高く売る! ブランドの育て方
ブランドは目に見えない“ありがたみ”
ビールで知ったブランドの威光
徹底したローカライズ
もっとも美味しい食べ方を突き止める


第3章 ブランド力の伝え方
ブランド化しやすい商品名
一流を味方につける
欧米の高級ブランドに学ぶ
定番カラ―よりトレンドに乗る


第4章 “ありがたみ”を形にするサービスブランディング
クレジットカード払いにきちんと対応
お客様とはいつも“新券勝負”
パーソナルブランディングをどうすべきか


第5章 究極の1品ビジネス
1品のみに特化するワケ
特化するから上達する
1品ビジネスはもっとも経済的
1品だけど3つの味わい方を提案
スイーツ業界が抱える問題点
シェフ出身だからこその考え方

第6章 スペシャリテ(看板商品)の磨き方
スペシャリテがないと凋落する
スペシャリテは低価格で勝負しない
頃合いの限定感を演出する
1店1品主義で特別感をあおる
成長市場を予測しナンバーワンになる


第7章 ダントツのネット活用術
真似されても平気!レシピを公開
スイーツ店でもSEO対策は重要
インフルエンサーへ働きかける
転機を迎えるブログ・マーケティング
SNSやメルマガによる仕掛け
半歩先をいくためにネットをウォッチ


第8章 どん底だから勝機は見えてくる
一流づくしのホテルオークラ東京
29歳でイタリア料理店を開く
資金ショートで崖っぷちに立たされる
早い時期からネットを活用
宴会でV字回復
安定したときこそ次の一手

第9章 正しいチャレンジのしかた
3000円のガトーショコラ誕生秘話
タネをまかないと花が咲かない
走りながら考えて走りながら修正する
逃げ道を用意しつつのチャレンジ
1本7000円の超特選ガトーショコラ

おわりに

【著者紹介】
1968年東京生まれ。「ケンズカフェ東京」オーナーシェフ。ホテルオークラ東京、赤坂アークヒルズクラブ、レストランマエストロ等、高級店で修業を重ね、調理および製菓・製パンの技術を体得する。98年29歳で独立。新宿御苑前にケンズカフェ東京を開店。テレビや専門誌等で、調理指導や料理解説をするほか、プロ向けの講習会・講演会も日本全国で多数行っている。

内容説明

扱う商品は「ガトーショコラ」1つだけ。値段もサイズもお店も、たった1つしかない。街の小さなお店でありながら、驚異のビジネスモデルでスイーツをトップブランドに育てた。もちろん味はダントツで、テレビや雑誌で何度も紹介されるくらいだが、その成功の背景には、弱者が強者を凌駕する計算され尽くした“一点集中マーケティング”があった。紆余曲折の末にたどり着いた、どの業界にも通じる儲けのカラクリを隠すことなく公開する。

目次

第1章 なぜ4倍値上げしてもお客が増えるのか?
第2章 今より高く売る!ブランドの育て方
第3章 ブランド力の伝え方
第4章 “ありがたみ”を形にするサービスブランディング
第5章 究極の1品ビジネス
第6章 スペシャリテ(看板商品)の磨き方
第7章 ダントツのネット活用術
第8章 どん底だから勝機は見えてくる
第9章 正しいチャンレンジのしかた

著者等紹介

氏家健治[ウジイエケンジ]
1968年東京生まれ。「ケンズカフェ東京」オーナーシェフ。ホテルオークラ東京、赤坂アークヒルズクラブ、レストランマエストロなど、高級店で修業を重ね、調理および製菓・製パンの技術を体得する。98年29歳で独立。新宿御苑前にケンズカフェ東京を開店。テレビや専門誌などで、調理指導や料理解説をするほか、プロ向けの講習会・講演会も日本全国で多数行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おれんじぺこ♪(15年生)

21
ケインズカフェ東京のオーナー、氏家さんが書かれた1冊。1本3,000円するガトーショコラの誕生秘話から、飛ぶように売れるようになるまでのあれこれ。強気だなぁ…というのが第1印象。このくらい自分の腕と舌に自信がないとここまでにはならないんだろうな。レシピも掲載してるけど、素人には同じものができないという自信。・・・ま、確かにそうだけど(笑)混ぜかた、材料のいれ方で出来上がりが違ってくるって従兄弟も言ってたもんなぁ。【スペシャリテは低価格で勝負しない】ふむふむ、なるほどでした。2014/04/22

hk

20
『素早い実行の繰り返しは完璧にまさる』『行動することで結果のバラつきを改善せよ。ただしここでいう改善には引き算も含まれる』 本書をめくりながら、この2つのフレーズを何度も頭の中で反芻していた。著者は3000円のガトーショコラだけを武器にスイーツ販売ビジネスで一旗あげた人物だ。あらゆる製造工程を自身の手で行っているため、問題点があればすぐさま改善策を施せる。これは分業ビジネス全盛の現在にあっては、語られることの少なくなった垂直統合型ビジネスの取り柄と合致する。ポートフェリオとかいうカタカナ言葉で危険の分散が2019/07/25

ひろ☆

19
あらゆる分野の一流を知る為に、フランス料理店、花屋、床屋、クリーニング店をそれぞれ100店試して、違いを知る。新券勝負には笑えた。2014/06/05

panashe

16
「ケンズカフェ東京」オーナー著書。商品ブランド化の話。 このお店、販売しているのはガトーショコラのみ、予約販売のみ、作るのは氏家さん1人。 徹底したマーケティング、早くからSEO対策も取り入れ、顧客の一歩先を見つめるってシェフというより、経営者、マーケッターですね。 2014年発行の本なので、現在は少し状況も違う様で、全国配送は中止中、店舗以外デパート2店での販売もしているようです。 2017/09/20

うさこ

13
お値段をとるにはそれなりの努力が必要ってことですね。一流になるには礼儀作法や気配りも一流でなきゃお客様がついてきません。万が一にも自分がお店を出せるようなことがあったら参考にさせてもらいましょう。2014/06/23

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