内容説明
藤沢周平の世界は、あくまでも気高く凄烈である。海坂藩という北国の架空の藩を舞台にした下級武士たちの生き方は清潔で誇り高い。それでいて、現場に立ち会っているかのごときリアルで正確な剣戟シーン!江戸の下町を舞台に、市井の人々は哀しく不器用に、懸命に生きる。本書は、藤沢周平が日本人に残してくれた全65冊を、武士篇、歴史小説篇、市井人情篇に分けて紹介する。
目次
武士(蝉しぐれ;三屋清左衛門残日録;風の果て ほか)
歴史小説(漆の実のみのる国;市塵;義民が駆ける ほか)
市井人情(本所しぐれ町物語;橋ものがたり;海鳴り ほか)映画(映画「蝉しぐれ」黒土三男監督インタビュー;映画「たそがれ清兵衛」山田洋次監督インタビュー)
感想・レビュー
-
- 和書
- インド探訪