草思社文庫<br> 本と暮らせば

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草思社文庫
本と暮らせば

  • 出久根 達郎【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 草思社(2018/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784794223470
  • NDC分類 019
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「本は精神の飢餓を満たすだけではない。実際に空腹を忘れさせてくれるものだ、と幼少期、身を以て知った。
想像の食べ物は、すべておいしい。本物の饅頭は三口か四口であとかたもなくなるが、
書物の御馳走は何度でも味わえて感興が尽きないのである。」(はじめにより)

──幼少期より本に親しみ、半世紀余にわたって古書店業を続けてきた著者が本の魅力を軽妙かつ濃厚に綴る75篇。
【初出は古書業界紙「日本古書通信」ほか】

<目次より>
本を食らう──まえがき 

【1】
当りみかん 
駅前の宿 
米二斗 
『大辞林』余話 
職業当て 
龍馬と竜馬 
女子校に関する 
二百三十五版 
啄木の啄 
追悼集の処分 
名前の読み 
酒は下げ 
着物 
回春室 
堀部安兵衛 
貴族院 
啄木作の春本? 
創作日記 
ある推測 
四月馬鹿 
かくれみの 
天皇の蔵書 
洋書と電子書籍 
読書人龍馬 
教育と長寿 
花子の謎
牧羊犬 
連呼 
東京音頭の熱狂 
図書館絵葉書 
落丁を楽しむ 
轢かれや 
下街と下町 
擬自伝 
夢二の女 

【2】
地、震う 
古本あさる 
チチンプイプイ
借金
刺す 
水の徳 
謄写刷り 
毛布小林 
伏字の弟 
ちょんまげ 
鉄扇 
「不詳」の人 
南国の少女 
露伴の口吻
光雲の落語 
滅茶滅茶 
秀湖と痴遊 
小杉天外の見どころ 
落丁の一種 
滑稽趣味 
羅馬(ローマ)
何者? 
小説? 
月報より 
半泥子 
「車買い」の客 
「万骨」の一人 
孫六先生 
一代の傑作 
百科事典の人 
高山辰三 
書名の勝利 
削除 
故郷の古墳 

【3】
豆腐の如く硬い 
伝記の虚実 
文体の魔術 
「お母さま」は何者か? 
売り口上  
本当の主人公 

なつかしい光景──あとがきに代えて 

本を食らう──まえがき 

【1】
当りみかん 
駅前の宿 
米二斗 
『大辞林』余話 
職業当て 
龍馬と竜馬 
女子校に関する 
二百三十五版 
啄木の啄 
追悼集の処分 
名前の読み 
酒は下げ 
着物 
回春室 
堀部安兵衛 
貴族院 
啄木作の春本? 
創作日記 
ある推測 
四月馬鹿 
かくれみの 
天皇の蔵書 
洋書と電子書籍 
読書人龍馬 
教育と長寿 
花子の謎
牧羊犬 
連呼 
東京音頭の熱狂 
図書館絵葉書 
落丁を楽しむ 
轢かれや 
下街と下町 
擬自伝 
夢二の女 

【2】
地、震う 
古本あさる 
チチンプイプイ
借金
刺す 
水の徳 
謄写刷り 
毛布小林 
伏字の弟 
ちょんまげ 
鉄扇 
「不詳」の人 
南国の少女 
露伴の口吻
光雲の落語 
滅茶滅茶 
秀湖と痴遊 
小杉天外の見どころ 
落丁の一種 
滑稽趣味 
羅馬(ローマ)
何者? 
小説? 
月報より 
半泥子 
「車買い」の客 
「万骨」の一人 
孫六先生 
一代の傑作 
百科事典の人 
高山辰三 
書名の勝利 
削除 
故郷の古墳 

【3】
豆腐の如く硬い 
伝記の虚実 
文体の魔術 
「お母さま」は何者か? 
売り口上  
本当の主人公 

なつかしい光景──あとがきに代えて 

出久根 達郎[デクネタ ツロウ]
著・文・その他

内容説明

本との出逢いが、人生だ。本と暮らして70年、古書店主にして直木賞作家が綴る、本と作家にまつわる芳醇エッセイ75篇。

目次

1(当りみかん;駅前の宿;米二斗 ほか)
2(地、震う;古本あさる;チチンプイプイ ほか)
3(豆腐の如く硬い;伝記の虚実;文体の魔術 ほか)

著者等紹介

出久根達郎[デクネタツロウ]
1944年、茨城県生まれ。作家。古書店主。中学卒業後、上京し古書店に勤め、73年より古書店「芳雅堂」(現在は閉店)を営むかたわら文筆活動を行う。92年『本のお口よごしですが』で講談社エッセイ賞、翌年『佃島ふたり書房』で直木賞、2015年『短篇集半分コ』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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KAZOO

108
出久根さんがご自分のホームグラウンドのような日本古書通信にかかれた小文を集めたもので私のような古本すきにとっては読んでいて楽しくなります。一つの文が4ページ弱に収められていてそんなに長くないのもよく、「古本ちょっといい話」のようなおもむきです。2018/09/11

やいっち

71
「本と暮らして60 数年の著者が、知られざる面白い本や、本にまつわるドラマ、漱石、鷗外、芥川、太宰などの作家の秘話を、軽妙に、濃密に、綴る」とか。あまりに奥が深い。登場人物名だけ列挙しておく。沢村貞子、中谷宇吉郎、大石順教、坂東三津五郎、太田静子(太宰の愛人)、与謝野晶子に『源氏物語』を訳させた小林政治、志賀直哉の弟・直三。熊本時代の漱石が通った古書店の主人・河島又次郎、同じく漱石の松山時代の下宿の孫娘・久保より江、『漱石全集』で不詳とされる書簡の宛先人・高田元三郎。2020/09/03

阿部義彦

16
草思社文庫、8月8日の新刊。硬派な草思社で文庫を出てたなんて今まで意識していませんでした。直木賞作家の出久根達郎さんの本にまつわるエッセイ集です。古本屋出身だけに古書や希覯書に関するものや、忘れ去られた歴史にあまり浮かび上がらない偉人(変人?)の話などが読みどころでした。部屋に本の無い暮らしは私も想像できません。少し前に友人の車でブックオフに溜まったダンボール持っていきました。私も一生付き合うつもりです。2018/08/11

ふみえ

13
流石の蘊蓄満載。古本屋さんはスゴいや。出久根さんだからか!?控えめなユーモアが好きだ。次は小説を読みたい。2018/08/21

pitch

6
久しぶりに出久根先生の本を読んだ。近代文学こぼれ話的エッセイ。誰?っていう人も結構いたんだけど、(おそらく自分で読破しようとしたら途中で挫折するであろう)人知れぬ希少本の、面白い部分だけかいつまんで紹介してくれているので、とても面白かった。なのであっという間に読了。2018/11/25

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