裏切られた自由〈下〉フーバー大統領が語る第二次世界大戦の隠された歴史とその後遺症

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裏切られた自由〈下〉フーバー大統領が語る第二次世界大戦の隠された歴史とその後遺症

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  • サイズ A5判/ページ数 608p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794222763
  • NDC分類 209.74
  • Cコード C0022

出版社内容情報

本書は第31代アメリカ大統領ハーバート・フーバー(任期1929~33)が第二次世界大戦の過程を詳細に検証した回顧録です。誰もが避けたいと思っていたにもかかわらず、二度目の世界大戦が起こってしまったのはなぜか。そして、あの戦争についていまだ語られざる真実とは――。「正義の連合国」対「邪悪な全体主義国」という従来の見方を真っ向から否定する本書は長いあいだ公にされませんでしたが、2011年に米国で刊行され議論を呼んでいます。さまざまな情報にアクセスできたアメリカの最高権力者が、20年の歳月をかけて完成させた第一級の史料です。

内容説明

本書は第31代アメリカ大統領ハーバート・フーバー(任期1929~33)が第二次世界大戦の過程を詳細に検証した回顧録である。第二次世界大戦とは何だったのか―。従来の見方とは真っ向から対立する歴史観をもつ本書は長い間、公にされなかったが、2011年に米国で刊行され議論を呼んでいる。さまざまな情報にアクセスできたアメリカの最高権力者が、20年の歳月をかけて完成させた第一級の史料である。

目次

第2部(度重なる会談その五:ヤルタ会談(一九四五年二月四日~十一日)
度重なる会談その六:大西洋憲章精神の興亡
トルーマン政権の始まり
度重なる会談その七:ポツダム会談とその後)
第3部 ケーススタディ(ポーランドの歴史;中国の衰亡;朝鮮のケーススタディ;ドイツへの復讐)

著者等紹介

フーバー,ハーバート[フーバー,ハーバート] [Hoover,Herbert]
1874年アイオワ生まれ。スタンフォード大学卒業後、鉱山事業で成功をおさめ、ハーディング大統領、クーリッジ大統領の下で商務長官を歴任、1929年~1933年米国大統領(第31代)。人道主義者として知られ、母校スタンフォードにフーバー研究所を創設。1964年死去

ナッシュ,ジョージ・H.[ナッシュ,ジョージH.] [Nash,George H.]
歴史家。ハーバード大学で歴史学博士号取得。2008年リチャード・M・ウィーヴァー賞受賞(学術論文部門)。フーバー研究の第一人者として知られる

渡辺惣樹[ワタナベソウキ]
日本近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。英米史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kawa

32
45年4月のヤルタ会談における東欧や中国・日本に関するスターリンとの秘密協定批判から始まる。秘密協定により「ルーズベルトとチャーチルは、和平構築と秩序を崩壊させた」(46.2.14ニューヨーク・ワールド・テレグラム紙)と言う。ソ連参戦勧誘のための賄賂的秘密合意は大失敗、それらにより、戦後の世界秩序は共産党勢力が大躍進する結果を招いた。後半は、本書のデータに基づくポーランド、中国、朝鮮、ドイツのケーススタディが掲載されている。どれも興味深いのだが、結果として米・英・ソから騙されたポーランドの例が悲惨だ。2020/10/01

koji

18
私たちが読書、中でも歴史書を読む価値は、決断の過程を歴史から学び、正しい価値判断を滋養することにあります。著者(フーバー)も「歴史家の役割は、人々の行動の結果を吟味評価し、ほかに取り得べき道はなかったのかを検討すること」と言います。本書が描く第二次大戦における裏面史は、著者にとってまさに歴史のifを何度も試行し「あるべき=あったはずの姿」を思い描いた活動だったと思いました。私も本書を決断の書として繰り返し読み続けたいと思います。最後に、フーバーが未来世代に託した自由国家アメリカはどこにいったのでしょうか2021/02/10

hdo obata

14
ついに読み終えた。上下巻合わせて二ヶ月かかった。  第二次大戦の結果、だれが一番得をしたのか?スターリンであり、毛沢東である。この結果に至るのにだれが一番貢献をしたのか?ルーズベルトである。アメリカの国益を考えると、参戦する必要はなかった。独ソを思う存分戦わせ、高見の見物をしていれば良かった。ドイツも日本もアメリカと戦争する気はなかった。窮鼠猫を噛むで、日本から手を出すように仕向けたのはアメリカであった。「中ソの利益」のためアメリカは戦ったのだ。この本の著者が元大統領という意味はとてつもなく大きい。2018/02/28

おおとろ

13
☆☆☆☆☆ 再読後、書きたいと思います。読むのに疲れた😓2020/09/09

11
やっと読み終えた。何かずっしりと重いものを背負わされた感じだ。第3部のケーススタディを読むと民主党政権内のソ連工作員のせいで、ポーランド、中国が共産国家になり、朝鮮が分断国家になったことが書かれていて、なんともやるせない気分になる。日本が西側陣営に踏みとどまれたのは奇跡に近いのだろう。また、戦争の勝敗は武力での勝敗ではなく、インテリジェンスの力だということが良く分かる。その点で、今の日本は丸腰同然なわけで、本書についてもっと広く知られるべきだし、もっと話題になっても良いのではないだろうか。2019/03/06

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