出版社内容情報
黒澤明監督の記録係が書いた名著『天気待ち』を新たに三船敏郎と黒澤明との関係・交情等、大幅な書き下ろし原稿を追加して復刊。
世界十か国に翻訳されて黒澤明監督を知るための第一級の資料として、楽しい読み物として、定評のある名著『天気待ち』を復刊。新たに三船敏郎と黒澤明との関係・交情等、大幅な書き下ろし原稿を追加、決定版として刊行。記録・スプリクターとして長年そばに仕えた著者にしか知りえないエピソードが満載。愉快な自筆イラスト多数。
第一部 もう一度 天気待ち
第一章 三船敏郎と黒澤明
「三船は本当によくやったよ」( 黒澤明)
第二章 仲代達矢と三船敏郎
「『御用金』仲代・三船の喧嘩別れの真相」
第三章 伝説の黒澤映画
「七人の侍、用心棒、天国と地獄など」
第二部 天気待ち( 旧稿再録)
【著者紹介】
一九二七年、東京生まれ。出版社勤務の後、伊丹万作の遺児武彦( 伊丹十三)の世話をするため京都へ。一九四九年、大映京都撮影所にスクリプター見習いとして就職。一九五〇年、『羅生門』撮影のため京都太秦にやってきた黒澤監督につくことになる。以降、『白痴』以外のすべての作品につく。山田洋次監督の『母べえ』は氏の自伝。黒澤監督亡き後、黒澤映画の語り部として出版からテレビまで様々なメディアでその魅力を広めつづけている。
目次
第1部 もう一度、天気待ち(三船敏郎と黒澤明;仲代達矢と三船敏郎;伝説の黒澤映画)
第2部 天気待ち(旧稿再録)(箱庭人生・京都撮影所;女神の微笑・『羅生門』;東宝パラダイス;還らぬあの日々―追想『デルス・ウザーラ』 ほか)
著者等紹介
野上照代[ノガミテルヨ]
1927年、東京生まれ。出版社勤務の後、伊丹万作の遺児武彦(伊丹十三)の世話をするため京都へ。1949年、大映京都撮影所にスクリプター見習いとして就職。1950年、『羅生門』撮影のため京都太秦にやってきた黒澤監督につくことになる。以降、『白痴』以外のすべての作品に参加。現在も、黒澤映画の体験を後世に伝えたいと様々なメディアで活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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