出版社内容情報
ファストフード産業の成長で失ったものは何か?経済、社会、国家、文化、すべてを侵食していく巨大産業の戦略とその実像に迫る。
マクドナルド方式が蔓延し、われわれが失ったものは何か?経済、社会、国家、文化、すべてを侵食し、拡大と成長をつづける巨大産業の戦略とその実像に迫る。
【著者紹介】
1959年、ニューヨーク生まれ。アトランティック・マンスリー誌を中心に活躍するジャーナリスト。緻密な調査取材にもとづいた記事は高い評価を受けている。著書に『ファストフードが世界を食いつくす』、『ファストフードと狂牛病』、『巨大化するアメリカの地下経済』(以上、小社刊)。
内容説明
ハンバーガーやフライドチキン、いまや全世界を席巻するファストフードの背後には、巨大化した食品メーカーや農畜産業の利益優先の不合理がはびこっている。化学薬品、香料まみれのハンバーガーの味を刷り込まれる子どもたち、専属契約で廃業に追い込まれる農地や牧場、そして労働者の搾取。ファストフード産業は地球環境と人々の健康を害し、自営農民や労働者、そして文化の多様性を破壊している。わずか半世紀で荒廃したアメリカ人の食と農業構造を緻密な取材と圧倒的筆力で描いた衝撃の書。最新状況をふまえた追記も掲載。
目次
創始者たち
信頼に足る友
効率優先の代償
フランチャイズという名の甘い誘惑
フライドポテトはなぜうまい
専属契約が破壊したもの
巨大な機械の歯車
最も危険な職業
肉の中身
世界的実現
お好きなように
問題はいまだ解決されず
著者等紹介
シュローサー,エリック[シュローサー,エリック] [Schlosser,Eric]
1959年、ニューヨーク生まれ。綿密な調査取材で高い評価を受けているジャーナリスト。アトランティック・マンスリー誌、ニューヨーカー誌などに寄稿
楡井浩一[ニレイコウイチ]
1951年生まれ。翻訳者。英米ノンフィクション翻訳で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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