目次
ヒッチコックの映画術―フランソワ・トリュフォー〈監督〉と語る
ヌーヴェル・ヴァーグ―ジャンヌ・モロー〈女優〉と語る
『突然炎のごとく』―沢井信一郎〈監督〉と語る
『暗殺の森』―伊藤俊也〈監督〉と語る
亡命の映画―コスタ=ガヴラス〈監督〉と語る
ポラーンド式映画作法―アンジェイ・ワイダ〈監督〉と語る
映画のエロチシズム―ヴァレリアン・ボロヴズィック〈監督〉と語る
フランスの暗黒街映画―ジョゼ・ジョヴァンニ〈監督〉と語る
香港映画―胡金銓〈監督〉と語る
キートンの笑い―淀川長治〈映画評論家〉と語る
喜劇映画―イヴ・ロベール〈監督〉と語る
女優の夢―ミレーユ・ダルク〈女優〉と語る
女優の美しさ―カトリーヌ・ドヌーヴ〈女優〉と語る
ハンフリー・ボガートの魅力―ローレン・バコール〈女優〉と語る
観客の椅子・監督の椅子―和田誠〈イラストレーター〉と語る
ATG映画の製作現場―上野昂志〈評論家〉と語る
ハリウッド―デイヴィッド・ブラウン〈プロデューサー〉と語る
映画と拳銃―トビー門口〈俳優・射撃インストラクター〉と語る
映画音楽―カーマイン・コッポラ〈作曲家〉と語る
フェミニズムと映画―アニェス・ヴァルダ〈監督〉と語る
記録映画―羽田澄子〈監督〉と語る
映画的な、あまりに映画的な人間喜劇―森崎東〈監督〉と語る
活劇の行方―行根貞男〈映画評論家〉と語る
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
踊る猫
25
こちら側の怠慢に由来するものかなとも思うのだけれど、映画の語り部としての才能が山田宏一氏にあるかというと、「?」と感じてしまう。一流のスターや批評家・映画監督と対談/インタヴューしているその質問はなかなか鋭いものなのだけれど、優等生的に過ぎてアクロバティックな論理の遊びがないのだ。天然ボケ的な資質がないというか……そこが良い、と思う人も居ると思うのでそれはもう好みの問題なのだろう。フェミニズムに関する認識の古さは時代背景を考えると仕方がないなと苦笑してしまう。本書を片手に何人の人間が映画館に足を運ぶだろう2018/10/24
fritzng4
2
1988年出版。トリュフォー、ワイダ、ドヌーヴ他豪華かつ多岐に渡る23人の映画人へのインタビューで、それぞれ極めて濃厚。上野昂志が吉田喜重の『戒厳令』のプロデュースやった話なんて、部外者が見る映画製作の現場がよくわかって非常に面白い。山田宏一ってインタビュアーとしていい具合に自分を消せる人なんだと思う、空気感の作り方なんだろうか。だから話し手は気持ちよく自由に喋る。とっておきの話が聞き出せる。しかし澤井信一郎、ジョゼ・ジョヴァンニあたりの女性観は今だったら炎上モノ。2023/09/09




