日本糞虫記―フン虫からみた列島の自然

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日本糞虫記―フン虫からみた列島の自然

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  • サイズ B6判/ページ数 231p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791752881
  • NDC分類 486.6
  • Cコード C0045

内容説明

ファーブルの『昆虫記』でも知られるように、フン虫は、生態系のなかで、屍体や排泄物を処理する重要な役割をはたしている。森の下には、小さな生きものたちが棲息する、もう一つの森がある。残された自然への愛惜をこめ、フン虫の日本における生態を丹念に調査し、風変りなエピソードをまじえて語る〈日本列島フン虫づくし〉。

目次

1 フン虫とは
2 フン虫の魅力
3 フン虫をさがす
4 日本列島のフン虫分布
5 日本各地のフン虫
虫たちへの鎮魂の歌を

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yamakujira

5
1994年発行。ダイコクコガネ、センチコガネ、エンマコガネなど、採集記録をおもな話題として、日本の糞虫について解説する。シカやタヌキなどの野生動物が残した糞や、イヌやネコなどの飼育動物の糞ならまだしも、人間の糞はいやだなぁ。人糞からの採集記録が意外とあるけれど、他人の糞は嫌だと著者が述べるように、そんなに野糞が多いのだろうか。一方で、前日に残した自分の糞から翌日に糞虫を採集するって若い頃の思い出は笑ってしまう。子供の興味としては衛生的に勧めにくいけれど、糞虫の金属光沢はきれいだよね。 (★★★☆☆)2018/02/06

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