内容説明
子供の絵はなぜいいのか?絵はどうやって見てどう評価すればいいのか?美術批評家・椹木野衣は、どのようにつくられ、どんなふうに仕事をして生きているのか?美術批評の第一人者が、絵の見方と批評の作法をやさしく伝授し、批評の根となる人生を描く。著者初の書き下ろしエッセイ集。
目次
1 絵の見方、味わい方(かたまりとしての思考;絵を前に思いをめぐらす;感想は言わない ほか)
2 本の読み方、批評の書き方(本をどう選べばよいか;書くための読書術1 本の食べ方;書くための読書術2 生涯で読み込める本の数 ほか)
3 批評の根となる記憶と生活(家が自分に住み着く;批評の根;私の育った秩父 ほか)
著者等紹介
椹木野衣[サワラギノイ]
1962年埼玉県生まれ。故郷の秩父で音楽と出会い、京都の同志社で哲学を学んだ盆地主義者。美術批評家として会田誠、村上隆、ヤノベケンジら現在のアート界を牽引する才能をいち早く見抜き、発掘してきた。既存のジャンルを破壊する批評スタイルで知られ、蓄積なしに悪しき反復を繰り返す戦後日本を評した「悪い場所」(『日本・現代・美術』新潮社)という概念は、日本の批評界に大きな波紋を投げかけた。ほかにも読売新聞(2010‐2011)、朝日新聞(2017‐)の書評委員としてあらゆる分野にわたる書評多数。多摩美術大学教授にして岡本太郎「芸術は爆発だ!」の精神的継承者。芸術人類学研究所所員も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
夜間飛行
TATA
ころこ
阿部義彦