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内容説明
「廊下を歩いていると左側の物によくぶつかる」「自分の左側にいる人が見つからない」「食事の左半分を食べ残す」(左側半側空間無視症状)など、主に脳卒中によって、ある特定の領域(空間)が認知できなくなる「半側空間無視」の複雑な障害像について、さまざまな臨床検査の結果やリハビリテーションのための訓練課題を紹介。治療やリハビリに関わる専門家が、高次脳機能障害とその周辺問題を十分に理解し、適切な介入と対応の方策を考えるための貴重な一冊。
目次
第1章 空間無視の臨床像
第2章 無視の臨床における診断とその解釈
第3章 視性無視の評価
第4章 無視およびその関連症状のより進んだ評価法
第5章 視性無視の回復、多様性、そして治療における初期の試み
第6章 視性無視のいろいろな治療の試み
著者等紹介
佐藤貴子[サトウタカコ]
相沢病院リハビリテーション科医師。1991年山形大学医学部卒業
原寛美[ハラヒロヨシ]
相沢病院リハビリテーション科統括医長、総合リハビリテーションセンター長。1979年京都大学医学部卒業
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