出版社内容情報
平成27年のコーポレートガバナンス・コード(CGコード)適用から2年が経過し各社の取組みも進んでいるが、その対応の方法や結果は各社で大きく分かれている。本書では、各社の開示実例、特にCGコードにコンプライしない理由を説明している事例を中心に取り上げながら、その開示から浮かび上がる各社の対応状況について解説。
樋口 達[ヒグチ ワタル]
著・文・その他
山内 宏光[ヤマウチ ヒロミツ]
著・文・その他
内容説明
CGコードに対するエクスプレイン事例を中心にあるべきガバナンスの姿を探る。後継者計画、相談役・顧問制度、報酬設計、中期経営計画政策保有株式、株主との対話等々…各社の課題と対策。
目次
第1章 コーポレートガバナンスの体制(会社法上の機関設計―監査役会設置会社・指名委員会等設置会社・監査等委員会設置会社;開示事例;3つの開示事例の比較)
第2章 開示事例(中期経営計画に対するコミットメント;守りのガバナンスを支える「連携」のあり方;最高経営責任者の後継者計画;独立社外取締役の複数選任;独立社外取締役会議、筆頭独立社外取締役;任意の仕組みの活用;インセンティブ報酬の導入;相談役・顧問制度;執行役員社長;株主との建設的な対話の場としての株主総会;株主との建設的な対話;政策保有株式の保有方針、議決権行使基準の開示)
著者等紹介
樋口達[ヒグチワタル]
弁護士、公認会計士、公認不正検査士、成和明哲法律事務所パートナー。1993年10月会計士補登録監査法人トーマツ(現有限責任監査法人トーマツ)入所。1997年4月公認会計士登録。2001年4月司法研修所。2002年10月弁護士登録成和共同法律事務所(現成和明哲法律事務所)入所
山内宏光[ヤマウチヒロミツ]
弁護士、成和明哲法律事務所パートナー。2001年10月弁護士登録。2008年3月成和明哲法律事務所入所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。