内容説明
今日の代表的詩人を網羅し時代の言葉の可能性を最も遠くまで展望した、最大かつ最高度の詩集。
目次
腐敗性物質
詩集「緑の思想」全篇
詩集「新年の手紙」全篇
詩集「死語」全篇
詩集「誤解」から
詩論・エッセイ(芭蕉・夢七句;日記から;詩人のノート 抄)
詩人論(田村隆一と垂直的人間の声)
作品論(内面性と世界)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
misui
12
かつて時代精神を鋭く歌った詩人は、それを内面化しつつも主題的には退けて、個人の経験の場に夢を見出そうとする。事物への接近、より具体的なものへ。「眼に見えないものは/存在しないのだ//五感が命じるままに/ためしに歩いて行ってごらん/針の穴のように小さくなったきみの瞳孔が/きみの沈黙をまるごと受けいれてくれる/どこにもない場所なのだ」(「ある種類の瞳孔」)これは時代精神という全体性への批判でもある。また、年齢を重ねて来し方を振り返ることも多くなった。書法の面では翻訳文からの影響があるように思う。2014/04/15
エムパンダ
5
高校の教科書に載っていた詩が強烈な印象で、あれをもう一度読みたいと現代詩文庫を手にとった。この続編にも求めていた詩はなかったが、今完全に田村隆一にはまっている。「緑の思想」「消えた地平線」「きみと話がしたいのだ」が好き。アメリカ滞在に触れた作もあったが、どれも硬質でモノクローム、鋭敏。エッセイもよい。お酒が好きなんですね。2021/05/04
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5
『死語』『誤解』あたりの田村が一番好きな田村です。2020/03/25
sk
5
どんどん生活化・脱音楽化されていく。2010/08/03
no5uke
4
読みやすいが、安易ではない。そのバランスが心地よかった。2024/07/16




