出版社内容情報
近く遠く、いつもそこにある山は、私たちの心の原風景。春夏秋冬 - 季節を装う山の姿は美しく、やさしく、どこか懐かしく…。近く遠く、いつもそこにある山は、私たちの心の原風景。春夏秋冬 - 季節を装う山の姿は美しく、やさしく、どこか懐かしく…。時をきざむ自然・生命の息づかいのなかで、ふと感じる何かを大切にしたい
谷内こうた[タニウチコウタ]
著・文・その他/イラスト
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
60
山の四季を描いた絵本。谷内こうたさんの絵が魅力的。まるで優しい夢を見たよう。最小限の文章が、心を穏やかにしていきます。四季折々の山の美しい風景と、佇む人びと。色使いがまさに日本の山の色で、作者の日本の山に対するを愛情を感じます。どの山の表情も凄くいい。2023/05/07
keroppi
53
図書館にて。山の四季の変化が美しい。昨日見た東山魁夷の絵を思い出した。2018/11/10
ぶんこ
38
「ぼくたちの」と言える山が生活の近くにあるって素敵です。見ていると昭和の子ども時代を思い出しました。(近くに海も山も無かったのですが)つくづく四季のある日本の豊かさを感じますが、これからは四季がニ季になっていくようで哀しい。里山の自然を皆で愛でて、大切に育て、四季のある日本を維持したいです。2023/11/23
anne@灯れ松明の火
27
読友さんご紹介で、隣市で再読。主役は山。季節の移ろいに合わせて、山は姿を変える。雪景色、花盛り、眩しい緑、紅葉……。どの山も美しい。季節は巡り、繰り返す。命の営みも巡っていく。文字は極力少なく抑えられて、絵が語ってくれる。2020/07/22
anne@灯れ松明の火
26
新着棚で。季節の移ろいが感じられる絵本。ぐるっと一周して、また戻る。どの季節の山も、それぞれにいい。2018/11/22