出版社内容情報
引越してきたばかりの少年が、見失った犬を探してさまよう姿を、町はさまざまな表情を見せながら見守ります。イタリアの小さな町が舞台の小さな冒険のお話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Cinejazz
13
〝イタリア中部のなだらかな山々、その中腹の小さな街、何百年もの長い間を生き続けてきた街の風景、石段の坂道、広場や教会の鐘楼のある街・・・〟この街に暮らすおばあちゃんの家にやってきた<少年と愛犬ロッコ>のお話しを、絵本作家・小西英子サンが〝抽象画のような不思議な美しさを秘めた街への想い〟をこめて創作された心和む絵本です。今にも<小さな村の物語>のテーマ曲(L'appuntamento)が聴こえてきそうな、のどかな情景が浮かんできます。2022/03/05
kokotwin
2
街並みが素敵で。男の子とロッコが目の前でかけていきそう。まさかロッコがはぐれちゃうなんて。二人の行動がちゃんと描かれていてよかった。2021/12/03
遠い日
2
080302【読書ノート/ひとことメモ】よく知らない町で、心の支えになる犬。2008/03/02
river1031
1
言葉はいらないと思えるほど、情緒溢れるイラスト。あえて良かった♬2022/06/05
Dom_Jones
1
美しい絵本2017/06/22