出版社内容情報
雪のふる寒い日、うさぎは2本のにんじんをみつけました。1本は自分で食べて、さて、もう1本は…。友達を想いやる動物たちのクリスマスの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
21
今日はクリスマス。外では雪が降っています。お腹が空いたウサギでしたが家の中には食べるものがありません。そこで寒いのを我慢して外に出ましたが・・。淡い色合いの絵が綺麗でした。どの動物も自分一人が独占するのではなく他の動物にプレゼントしようとする思いやりに満ちたお話でした。★★★2011/12/22
かおりんご
20
絵本。どことなく「どうぞのいす」に似ている。クリスマスに心温まる話。2020/11/03
ヒラP@ehon.gohon
15
ロシアの民話だからでしょうか、どこかで読んだ記憶があって、比べてみたい気にもなるのですが、清々しい気持ちになりました。 おぼろげな絵が雪のイメージを強くしているようでもあり、にじみ出てくる心の優しさを包んでいるようでもあります。動物たちのみんなが、人を思いやることの喜びと、人から支えられていることのありがたさを感じたに違いありません。2023/12/27
寧々子
12
ロシア民話がもとになっている絵本なんですね。 だから前に読んだ『ゆきのひのおくりもの』におはなしが似てるのかなぁ~ クリスマスの日に2本のにんじんを見つけたことから始まる幸せのおすそ分けの物語。 優しい絵柄と同様に優しい物語です♪ 雪が降る寒い外と暖かな家の対比が柔らかな優しい色合いで表現されていました。 うさぎ、ろば、ひつじ、のろじか・・・暖かな灯りに照らて嬉しそうな顔をしているのは、自分を思い遣ってくれる優しさに触れたからでしょう。 こんな風に小さな優しさが繋がっていけば世界は変わるのでしょうか。2015/11/16
おはなし会 芽ぶっく
11
クリスマスにウサギは2本のニンジンを見つけました。1本は自分で食べましたが、もう1本は…。 【SDGs17 パートナーシップで目標を達成しよう】2019/04/12