出版社内容情報
床・跳馬・平均台・段違い平行棒の各競技に必要なテクニック、試合に臨むメンタル、身体作りとケアなど幅広く掲載。★ 日本代表を数多く育てた指導者が教える、レベルアップの秘訣!
★ 点数への意識&対策で、取りこぼし&減点がなくなる。
★ 跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆか、ワンランク上の演技に必要なコツがわかる。
★ この一冊で完全マスターしよう! !
◆◇◆ 本書について ◆◇◆
いつも金メダルを期待される男子体操に比べると、女子はそこまで期待されていない、
日本の体操競技は、長い間そんな状態でした。
しかし、2016年のリオ五輪では、女子も団体で4位。
そして、その勢いのまま、2017年の世界選手権では、
村上茉愛選手が個人総合4位と限りなくメダルに近づき、ついには種目別決勝のゆかでは金メダルを獲得しました。
これは、日本女子にとってはじつに63年ぶりの世界大会の金メダルでした。
2020年には東京五輪も控え、日本のお家芸である体操に対する期待と注目も日々高まっていることを感じます。
そして、今回は女子も蚊帳の外ではありません。
日本体操史上、もしかしたらもっとも世界に近いところに今女子選手たちはいる。
それだけに「私も体操がやりたい! 」と思ってくれる子ども達も増えてきました。
しかし、体操は気が遠くなるほど上達するまでに時間のかかるスポーツなのです。
大きな夢を描いて体操を始めたはずだったのに。
練習はしているのに成果が出ない。
試合に出ても恥ずかしい思いをするだけ。
そんな時期が巡ってくる選手は少なくありません。
自分の体操が停滞していると感じたら、思い切り基本に戻って、基礎からやり直してみよう。
それは決して退化することではないのだから。
土台のどこかが狂っているから、うまくいかなくなっているときは、
そこさえ直せば、ジャンプアップできることも多いのですから。
この本は、体操が好きで、うまくなりたくて、今ちょっと足踏み中。
そんな人にぜひ読んでほしいと願っています。
みんながオリンピック選手になれるわけではないけれど、誰でも自分の最大限の成長する可能性はあります。
この本が少しでもその手助けになれば幸いです。
◆◇◆ 本書の内容 ◆◇◆
☆ 意識すること、心がけたいことを項目にしています。
☆ ポイントの概要を文章でわかりやすく説明しています。
☆ より上達するためのポイントも掲載しています。
☆ 連続写真や悪い見本など、写真を多く使用してわかりやすく解説しています。
☆ 演技がうまくいかないときに、チェックしたいポイントも掲載しています。
☆ ありがちなミスの注意点や、ワンランクアップの提言も記載しています。
坂本 周次[サカモトシュウジ]
監修
内容説明
跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆかワンランク上の演技に必要なコツがわかる!点数への意識&対策で取りこぼし&減点がなくなる!日本代表を数多く育てた指導者が教える、レベルアップの秘訣!
目次
1 「もっとうまくなりたい!」と思う人が、まず知っておくべきこと
2 跳馬の基本を完全マスター!
3 段違い平行棒の基本を見直してみよう!
4 美しく、正確で、表現の伝わる平均台を目指そう!
5 躍動感にあふれ、個性の見える「ゆか」の演技をしよう!
6 基本トレーニングの意味をしっかり理解しよう!
7 「いつも通り」の力を試合で発揮するためにできること
著者等紹介
坂本周次[サカモトシュウジ]
中京大学体育学部卒。在学時より指導を始め、1998年にレジックスポーツを立ち上げ、代表を務める。橋口美穂、黒田真由、寺本明日香らオリンピアンを輩出し、2016年リオ五輪では日本代表コーチを務める。「初心者から日本代表まで」を掲げ、指導の現場に立ち続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。