内容説明
企業はどのようにして誕生し、成長・成熟し、衰退・退出、あるいは再生していくのか。主として日本の中小企業を対象に、企業のライフサイクルを経済学的に分析する。
目次
企業の一生の経済学
第1部 企業の誕生(起業家の人的資本と資金調達;中小企業金融における取引関係;開業率の地域別格差は何によって決まるのか)
第2部 企業の成長と発展(企業成長と企業行動、加齢効果;事業承継とその後のパフォーマンス)
第3部 企業の「生」と「死」(中小企業の存続と倒産;小規模企業の退出)
著者等紹介
橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年生まれ。小樽商科大学商学部卒業。大阪大学大学院経済学研究科修士課程修了。ジョンズ・ホプキンズ大学大学院博士課程修了(Ph.D)。京都大学経済研究所助教授、同教授を経て、京都大学大学院経済学研究科教授(労働経済学、マクロ経済学)。独立行政法人経済産業研究所ファカルティフェロー。『個人貯蓄とライフサイクル』(共著、日本経済新聞社、1994年:第37回日経・経済図書文化賞)、『日本の経済格差』(岩波新書、1998年:第39回エコノミスト賞)など著書多数
安田武彦[ヤスダタケヒコ]
1958年生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。以後、スタンフォード大学APARC客員研究員、信州大学助教授、同大学教授、中小企業庁調査室長を経て、東洋大学経済学部教授(中小企業論)。主な著訳書に、ストーリー『アントレプレナーシップ入門』(共訳、有斐閣、2004年)、『日本の新規開業企業』(共編著、白桃書房、2005年:平成17年度中小企業研究奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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