企業の一生の経済学―中小企業のライフサイクルと日本企業の活性化

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  • サイズ A5判/ページ数 259p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784779501210
  • NDC分類 335.35
  • Cコード C3033

内容説明

企業はどのようにして誕生し、成長・成熟し、衰退・退出、あるいは再生していくのか。主として日本の中小企業を対象に、企業のライフサイクルを経済学的に分析する。

目次

企業の一生の経済学
第1部 企業の誕生(起業家の人的資本と資金調達;中小企業金融における取引関係;開業率の地域別格差は何によって決まるのか)
第2部 企業の成長と発展(企業成長と企業行動、加齢効果;事業承継とその後のパフォーマンス)
第3部 企業の「生」と「死」(中小企業の存続と倒産;小規模企業の退出)

著者等紹介

橘木俊詔[タチバナキトシアキ]
1943年生まれ。小樽商科大学商学部卒業。大阪大学大学院経済学研究科修士課程修了。ジョンズ・ホプキンズ大学大学院博士課程修了(Ph.D)。京都大学経済研究所助教授、同教授を経て、京都大学大学院経済学研究科教授(労働経済学、マクロ経済学)。独立行政法人経済産業研究所ファカルティフェロー。『個人貯蓄とライフサイクル』(共著、日本経済新聞社、1994年:第37回日経・経済図書文化賞)、『日本の経済格差』(岩波新書、1998年:第39回エコノミスト賞)など著書多数

安田武彦[ヤスダタケヒコ]
1958年生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。以後、スタンフォード大学APARC客員研究員、信州大学助教授、同大学教授、中小企業庁調査室長を経て、東洋大学経済学部教授(中小企業論)。主な著訳書に、ストーリー『アントレプレナーシップ入門』(共訳、有斐閣、2004年)、『日本の新規開業企業』(共編著、白桃書房、2005年:平成17年度中小企業研究奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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企業の誕生に関する研究、起業家の誕生に関する研究、開業後のパフォーマンスに関する研究、退出に関する研究に分けて企業の一生の経済学としてまとめている。資金調達やリレーションシップ、地域格差、R&Dによる成長への影響、加齢効果、アドバイザリー契約、企業の継承における配偶者などの違いについて実証研究の例を挙げて書かれている。モデルについてはそんなに多くないが実証結果などは多く載せられている。R&Dの部分やM&Aについて増やしてほしかった。2014/12/03

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