東電刑事裁判問われない責任と原発回帰

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東電刑事裁判問われない責任と原発回帰

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  • サイズ A5判/ページ数 200p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784779129025
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

岸田政権は原発の新規建設や60年以上の運転延長など、原発回帰に急速に政策転換している。そのなかで、東電元経営陣に対し 3・11 原発事故の刑事責任を問う裁判で被告全員に無罪判決が出た。現場検証や証人尋問等による証拠採用もせず、被害者をふみにじる、国策に配慮した結論ありきのような判決は、次の原発事故を準備する危険な論理である。その危険な論理を、すべての裁判をつぶさに把握する弁護士がわかりやすく解説する。

内容説明

「母は東電に殺されたと思っています」―被害者の思いを踏みにじる判決。経済を軍事化する動きが強まる中で進められる福島イノベーション・コースト構想の危険性、子ども甲状腺がんの実情、汚染水の海洋放出問題など、最新情報も伝える。

目次

プロローグ 原発事故の経緯と裁判のおさらい(福島第一原発事故と東電刑事裁判の基本;東電刑事裁判、基本のおさらいQ&A)
第1部 東京高裁の控訴棄却・東電役員らに対する無罪判決を批判する(東電の主張を鵜呑みにした刑事裁判控訴審判決;原発事故被害の大きさ、悲惨さを考慮していない;国に責任はないとした最高裁判決と今回の刑事訴訟審判決の共通点;安全確保のために対応するべき科学的知見とは ほか)
第2部 福島原発事故を忘れるな(福島原発事故から、我々は何を教訓化しなければならないのか;福島原発事故に学んだ脱原発の国民合意を一握りの政治家と役人だけで覆した岸田政権;再稼働を進めるために原子力規制委員会を骨抜きにしようとしている;老朽原発を廃炉にすべき理由 ほか)
第3部 2011年3月11日の前後に、この国でいったい何が起きていたのか―真実こそが脱原発への確信となる

著者等紹介

海渡雄一[カイドユウイチ]
40年以上、もんじゅ訴訟、六ヶ所村核燃料サイクル施設訴訟、浜岡原発訴訟、大間原発訴訟など原子力に関する訴訟多数を担当。日弁連事務総長として震災と原発事故対策に取り組む(2010年4月~2012年5月)。脱原発弁護団全国連絡会共同代表として、3・11後の東京電力の責任追及、原発運転差止のための訴訟多数を担当

大河陽子[オオカワヨウコ]
弁護士。脱原発弁護団全国連絡会所属。伊方原発や大間原発など原発運転差止仮処分、関電不正マネー還流問題の刑事告発・株主代表訴訟、東電株主代表訴訟、東電違法行為差止訴訟など原発関連事件を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くものすけ

8
東電は保安院に東日本震災直前である2011年3月7日15.7㍍の津波の可能性につき計算結果を報告している…これが真実とすれば東電・政府の主張する想定外の大津波による被害は不可抗力という言い訳は成り立たない事になります。 地震・その後の大津波の被害は避けられなかったものの、15.7㍍にも及び津波の可能性があると現地の人々に前知識がきちんと伝えられていれば、犠牲者を確実に減らす事が出来たに違いありません。一体何が真実だったのか、東電・政府は何を隠しているのか懐疑的になります。同じ誤りを繰り返さない事が重要!2024/12/14

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