出版社内容情報
こどもだって節電しなくちゃいけないんだ!
2011年3月11日に日本を襲った東日本大震災と、その後の福島第一原子力発電所の事故により電力不足が心配されました。しかし、企業や家庭での節電努力により、2011年夏と冬の電力不足は回避されました。しかし、その後の原子力発電所の相次ぐ停止により2012年以降も電力不足は心配されていて、さらなる節電が必要な状況です。また、現在発電の主力となっている火力発電は、石油や石炭、天然ガス等の化石燃料を燃やして電気をつくるのですから、地球温暖化の原因といわれる二酸化炭素を多くはき出します。この地球温暖化を防ぐためには「電気をつくる量を減らす→つかう電気の量を減らす=節電する」ことがたいせつで、それは大人だけでなく、こどもたちも積極的に協力することが必要です。本企画は、「こどもスーパー新書」の新刊として、こどもたちに節電のたいせつさを教えるとともに、エネルギーの本質、なぜ節電が必要なのか、どうすればこどもたちにも無理なく節電ができるのか、そして意外な節電方法などをわかりやすい文章と親しみやすいイラストで解説するものです。監修は日本一有名なフリージャーナリスト池上彰氏、執筆はサイエンスライターの山村紳一郎氏です。
【編集担当からのおすすめ情報】
電気を消す、使わない、以外にもできる節電方法を紹介
池上 彰[イケガミ アキラ]
監修
目次
第1章 エネルギーをたいせつにするために(最初に知っておきたいこと)
第2章 どれだけ電気を使っているか考えてみよう
第3章 電気製品で節電する基本テクニック
第4章 電気製品ごとの節電テクニック
第5章 生活のし方で節電しよう
第6章 ごみを減らして省エネしよう
第7章 出かけるときにも省エネしよう
第8章 勉強するときも節電しよう
第9章 「心がまえ」がたいせつなんだ
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
NHKで報道記者として、さまざまな事件やできごとを取材。ニュース番組のキャスターをつとめた後、「週刊こどもニュース」のお父さん役として、ニュースを解説した。現在はフリージャーナリストとしてニュースをわかりやすく解説している。東京工業大学教授、信州大学特任教授なども兼任している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。