つまらない夜に取り残されそうで

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つまらない夜に取り残されそうで

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778036287
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大人気ライター、待望のデビュー作

刺激をとるか、安定をとるか。

「面白い仕事のためなら、生活や人間性は捨てなくてはいけない?」
安定したら面白くなくなるなんて、その人がつまらない人間だったにすぎないのだ。

いつまでも子どもの私を置いて君は「大人」になっていく。
結婚、育児、安定…社会のレールに乗り損ねたわたしたちに“人権”はあるのか。
SNSで他の家庭の幸せそうな投稿を見て鬱々とする独身アラサー男子、会社からドロップアウトした20代女子…都会に生きる男女のリアルすぎる短篇集がここに。

【章立て】
第一篇「恋と友情」
きみも「卒業」してしまうのか/アラサー、恋人ができない、わからない/「恋人未満」が決まった夜…etc.
第二篇「東京」
匿名性をくれる街、東京/「面白いヤツ」になりたかった/「オタク」をこじらせて…etc.
第三篇「労働と自立」
お前はつまらない男にひっかかって、この業界から消える/女子大生からの説教/20代前半、生きづらかったのは、何故

内容説明

刺激か、安定か。「大人になる」って、面白さを諦めることなんだろうか。いつまでも子どものままの私を置いてきみも“向こう側”へ行ってしまう。どこで差がついてしまったんだろう。何を犠牲にすればいいんだろう―大人気ライター、デビュー短篇集!

著者等紹介

嘉島唯[カシマユイ]
新卒で通信会社に営業として入社、ギズモードを経て、ハフポスト、バズフィード・ジャパンで編集・ライター業に従事。現在はニュースプラットフォームで働きながら、フリーランスのライターとしてインタビュー記事やエッセイ、コラムなどを執筆。フィクション・ノンフィクション問わず、東京で生きる独身男女の姿を描いた作品が人気を博す。本書『つまらない夜に取り残されそうで』がデビュー作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

漆虎太郎

9
小説とエッセイが交錯、変化の速い現代社会で自分の生き方にもがく不器用な若者の心情が愛おしく感じた1冊だった。何者かになりたいけれど、勇気も自信もその手がかりすらなくて、ただ唯一現状を否定することだけが自分らしさを保つ方法と錯覚していた若い頃、中身のない自分に気づきたくなくて、作者と同じように徹夜で仕事ばかりして、酒を煽っては人とは違う夢を語る自分に酔う夜を重ねていました。でも満たされなくて焦りと孤独にまみれ、まさにタイトルの「つまらない夜に取り残されそう」の心境でした。でも大丈夫、必ず自分にたどり着くから2024/04/06

ゆあ

3
エッセイとフィクションが混ぜ込まれた短編集。自分と他人を比べてしまったり、自分にはいったい何があるのかと悩む。私の中にあるそういう感情が言語化されていてグサグサ刺さった。就職、結婚、人間関係、全部自分で選んできたのに、これでよかったのか悩むし、もっと違う未来があったんじゃないかと不安になる。20代や30代で感じるモヤモヤとした感情、私だけじゃないんだとなんだか安心もできた。今の自分に寄り添ってくれるような1冊でした。ただ2箇所くらい同じ文章が連続していたのだけどういった意図だったのか気になる...。2024/05/08

さけ!

2
☆☆ んー、エッセイとフィクションが混ざっているらしいですが、視点が、人がころころ変わってどういう読み方をすればいいのかむずかしかったな。青春こじらせ、でも都会的でそれなりに出会えて恋愛未満を楽しんで、みたいなのも田舎者からすれば自慢みたいだけど、それでここじゃない、こんなはずないって焦っているのはなんだかなあと思いました2024/05/30

みぃ

0
★★☆☆☆ 若いなぁ。。。2024/06/13

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