出版社内容情報
将棋こそ子どもを伸ばす最強の教育!
藤井聡太七段、羽生善治棋聖の活躍で、将棋が話題になっています。
将棋は礼節を重んじ、熟考を重ねるため頭脳競技と言われ、日本の将棋人口は増加を続けています。小学生の子どもをもつ多くの保護者たちの将棋の力に注目しています。子どもの成長に大きな効果をもたらすということに気づいたからです。
将棋は「お願いします」と頭を下げて始め、負けたほうが「負けました」と自分で負けを宣言し終えます。さらに感想戦ではその負けを自分で見つめ続けるという、非常に厳しい世界です。このような将棋の特性から、将棋をやっている子は、「集中力」「考える力」「我慢する力」「礼儀作法」「相手への配慮」「思慮深さ」などが身に付き、大きく伸びることができます。子どもの成長を願う多くの保護者の支えとなるはずです。
著者は都内で1、2を争うブランド校・暁星小学校に33年勤務(現在は東京福祉大学教育学部教育学科)、日本将棋連盟の学校教育アドバイザーたる安次嶺隆幸先生。自ら将棋の教えを教育に取り入れ、多くの保護者から高い信頼を受けています。親しい著名棋士のエピソードもふまえながら、将棋の教育的効果を解説しています。
内容説明
日本将棋連盟学校教育アドバイザーであり、東京・私立暁星小学校で33年間教鞭をとった著者がすべての学校教育現場で将棋の教育的効果を実証!将棋を指すことで身につく35の力。全55の悩みを将棋で解決!
目次
第1章 将棋で伸びる力(礼儀正しい子になる;深く考える子になる;集中力と思考力がある子になる;全体を考える子になる ほか)
第2章 将棋で育む語りかけ(学校生活;勉強;生活習慣;子どもの成長;親自身のこと)
著者等紹介
安次嶺隆幸[アジミネタカユキ]
東京福祉大学教育学部専任講師、公益社団法人日本将棋連盟学校教育アドバイザー。1962年埼玉県所沢市生まれ。中学1年生で第1回中学生名人戦に出場。剣持松二九段に弟子入りし、プロ棋士を目指す。アマチュア五段位。明星大学人文学部心理・教育学科教育学専修卒。1984年東京・私立暁星小学校に着任。33年間勤務後、2018年4月より現職。2018年11月、公益社団法人日本将棋連盟より学校教育アドバイザーとしての長年の功績を認められ、特別表彰を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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