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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めどうさ
6
2週間前に読んでました。手塚治虫と酒井七馬の共作であり､手塚の初の長編作品でもあります。日本漫画の転換点として語られることが多い本作。一度読んでおきたかったんです。今読むと絵もストーリーもシンプルであるため､当時の子供たちと同じ衝撃を得ることは難しいですが､本作のいたるところから手塚･酒井タッグの情熱を感じ取ることができます｡2015/11/30
スローリーダー
3
手塚治虫の『新宝島』は僕のなかでは伝説だった。この復刻版をつぶさに読むまでは。まず内容の稚拙さに愕然。製作年を考慮すれば仕方ない。本人が復刻を拒んだのは酒井七馬が原因ばかりとは言えまい。商品価値ということもあるだろう。また、「描き版」を読んでいたことに愕然。手塚治虫の直筆と思っていたら、トレーサーが描いた線を見ていたなんて。写真製版以前の漫画には要注意。2021/04/18
ととろ
3
手塚治虫記念館にて。先に全集の書き直し版を読んだので読み比べ。確かに、ターザンの顔が・・・。でも、オリジナル版をずっと読んでみたかったので、出版してくれたことに感謝！2015/10/02
ダブルクリップ
3
違う出版社から出ている完全復刻版を読んだんだけど読書メーターで見当たらないのでこちらを登録。内容は起承転結がハッキリしていて先が読める単純冒険物語ですが、本当にマンガの原点を目の当たりにした感じです。人物の動きやらアングルやらの書き方が当時のマンガでは珍しかったのでは？ただ登場人物の指が４本の絵が多くついつい気が取られる（＾＾；2013/07/03
kasukade
2
手塚治虫はやっぱすげえわ。今読んでも楽しさと起承転結の物語がちゃんとあるマンガをデビュー作(書籍販売での？)でやってのけてるんだからもうたまんねえな★吹き出しは昔の読みにくいやつですが、話は楽しい、わかりやすい、読みやすいの三拍子揃った日本マンガ界の夜明け的作品だなと痛感。ハチャメチャでも面白いがここにある。2015/04/26
