• ポイントキャンペーン

2時間でいまがわかる!
放射能の真実!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 229p
  • 商品コード 9784776207009
  • NDC分類 539.6
  • Cコード C0040

内容説明

「放射能」はわからないことだらけ。素朴な疑問と不安にすべてこたえる。

目次

1限目 放射線って何?(放射能はどれくらい怖いのか?;放射線は人体にどんな影響があるのか?;なぜビーグル犬やラットで動物実験するのか? ほか)
2限目 放射線、どこまでが安全でどこからが危険か?(どれくらい放射線を浴びたら、健康への影響が出るのか?;発ガンリスクの説明に出てくる「しきい値」とは何か?;放射線の影響は、なぜ子どものほうが心配? ほか)
3限目 放射線と、これからどうつきあうか?(汚染マップは、どこまで信用できるのか?;緊急事態の拠点、オフサイトセンターは、なぜ機能しなかったか?;事態の深刻さがわかっていれば、首相視察などできなかった? ほか)

著者等紹介

辛坊治郎[シンボウジロウ]
早稲田大学法学部卒業後、読売テレビ放送入社。キャスター、プロデューサー、情報番組部長、解説委員長などを歴任する。現在、読売テレビ系全国ネット「ウェークアップ!ぷらす」キャスター、読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」司会、読売テレビ「朝生ワイドす・またん!」総合司会。芦屋大学客員教授。大阪綜合研究所代表

高橋千太郎[タカハシセンタロウ]
京都大学農学部農学科卒業後、科学技術庁放射線医学総合研究所研究員、英国医学研究協議会研究員、テキサス大学医学部客員教授、放射線安全研究センター長などを歴任する。現在、京都大学原子炉実験所副所長・教授。専門は放射線生物学、毒性学、環境科学をバックグラウンドとした放射線安全学である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

紅井流星

3
発がんリスクに、しきい値はないそうです。すると、やはり不必要な放射線は浴びないほうがよく、できるだけ早く年間1msVに戻すべきという結論になる。しかし、原発の放射線を浴びなくても日本人の半分はがんになる現実があるのも事実であり、がんは昔に比べれば遥かに治る病気となってきている。がんが完全に治る病気になれば発がんリスクはそれほど気にする必要がなくなるので、よりいっそうがん撲滅の研究が必要と思いました。2012/04/22

びわまる

3
私は辛坊治郎氏が大嫌いだ。先祖代々敵同士じゃないかと思うくらい心底嫌いだ。でも、この本はいいと思う。Q&A方式で、多くの人にとって現実の生活に役立ちそうな具体的な疑問について、いいのか悪いのか、単純に答えが得られるのではないかと思う。どう考えればいいか、どう心配すればよいかまたはしなくてよいか、の、「取っ掛かり」にはなると思う。目次も細かく、知りたい内容のページから読んでもいいかも。とはいえやはり、私は辛坊氏が大嫌いだ。(しつこい)2012/02/02

しん

2
少し、文系人間の私にとっては理解しにくい部分も多々ございましたが、基本的な放射線に対する知識は構築できたと思います。東日本大震災から1年6か月が過ぎた現在でも、未だこの問題は解決していないのが実情であり、早急に政府としては具体的な対策を討ちたてて、東北に春が到来するようにしていただきたいです。2012/09/09

中年親爺

2
結論は、不必要な放射線は浴びないほうがよい。だから、放射線量は、できるだけ早く年間1msVに戻すべき。ただし、合理的に達成できる範囲で、なるべく低く。福島原発事故では、これまでのところ幸いにも、一般住民への人体影響はなかったのではないかとの見方。避難を強いられる人たちに、一日も早く「暫定」を払拭し、「日常」を返してあげることが必要だと思う。全地域、元の生活に戻るというのは、悲しいことだが、やはり無理だろう。住民の本音も、早くその線引きを示してもらって、再スタートを切ることこそを望んでいるのではないか。2012/01/06

hime6zd5

2
生物学における放射線を専門とする学者さんとキャスター辛坊さんの対談本。分からないことは分からないと発言する一風変わった学者さんでした。世界基準として考えられている実験数値を示し、その数値と比較しての福島で何が起こったかが提示されている。あの時の反省点、現状、これからどうしたら良いのかが順序だって書かれており参考になった。胎盤って凄い機能なんだな…。しきい値のことも勉強になった。最新の原発が古い原発よりも安全というわけじゃないという話には目から鱗。福島事故のデータが医学的実験データでもある、なんだかなぁ2011/11/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4191710
  • ご注意事項