内容説明
スマホ、特許戦争、エネルギー、国際金融―そのとき日本企業はどうするべき?リーマン・ショック以後の世界経済は、今再び転換期を迎えている!総選挙後の日本はどうなる?―。
目次
第1章 アップル対サムスン特許訴訟から見えるもの(30件以上の訴訟合戦;泥沼化する訴訟合戦 ほか)
第2章 終焉間近の韓国経済(韓国GDPの5分の1がサムスン;サムスンはグローバル経済が行き着いた先 ほか)
第3章 「焼畑工業モデル」とはなにか(コピー商品を作って一気に売り抜け;まずはサムスンが標的 ほか)
第4章 先進国対新興国―新たな経済戦争の時代(工業プランテーションとは;資源限界による富の奪い合い ほか)
第5章 日本企業は「サムスン的なもの」とどう戦うべきか(日本企業は「ノブレス・オブリージュ」をやめるべき;エネルギー効率が日本の最大の強み ほか)
著者等紹介
渡邉哲也[ワタナベテツヤ]
1969年生まれ。日本大学法学部経営法学科卒。貿易・卸の企業に勤務の後、独立。複数の企業運営にも携わる。仕事上、海外の経済情勢に精通。ネットを通じて発信している内外の政治・経済状況のリサーチと解析には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
手押し戦車
11
グローバルスタンダードとは作り出した国の正義で有り国益を重視していてルールを守るのは得意だがルールを生み出し都合良く解釈していく小ズルさが必要となる。コストの安い国に工場を移転させ大量生産で価格をさらに下げ世界的に供給過剰になっている時に規制緩和でライオンと草食動物が仕切りの付いた檻にいて仕切りを外す行為になり草食動物は食べられて肉食獣が残りお互い餓死するか共食いして生き残る一部がルールを支配して行く。原点に戻って有効需要と規制強化で官民一体で仕切りをしっかり守り経済の発展を促す護送船団方式で市場を守る2014/12/28
T坊主
8
1)アップルとサムソンの戦いは先進国と新興国の戦いでもある。2)韓国の7大メガバンクの内6行は外資が50%以上保有。3)格付けに左右されるまやかし。4)韓国には幾度も危機があったが潰れなかったのは、主要銀行が外資だったから。5)反日教育というものも、誰か悪者にしないと韓国政府に刃が向かってくるので、その為の盾としての意味合いがある。中国も同じ。6)韓国の10財閥でGDPの約75%を占める。7)リーマンショックの裏には、韓国産業銀行の元トップがリーマンの役員であったが、金融支援をすると言ってしなかった。2014/01/16
カインズ
5
【本当に歪んでいるのは】裁判で差し止められるまでにコピー商品を売り切ってしまうことで、研究開発費をかけずに利益を得るという「焼き畑工業モデル」を取っているサムスンがサプライチェーンが外されたり、ACTAという国際的な取り組みにより包囲されていっている様が印象に残った。このような歪んだ企業がGDPの多くを占めている韓国は、非常に危ういと思う。しかし、最も歪んでいるのは、韓国のこのような事情には無視を決め込み韓国経済が絶好調だと吹聴する日本のマスコミなのではないかとも思えてくる。2013/01/10
Machida Hiroshi
4
久振りにビジネス書的な本です。僕には何だか論点がブレているような印象がありましたが、それだけ経済を語るのは難しいのだと思います。2014/04/15
ヘムレンしば
3
アップルvsサムスンの特許紛争から、先進国vs新興国の構図、グローバル金融の動き、韓国の財閥構造から台湾は?中国は?インドは?ヨーロッパは?客観的かつ判り易い説明で世界の経済や金融の仕組みを頭の中で精密に組み立てた上で、さて日本はどうすべきか?が語られます。一度この仕組みを頭の中で構築しておくと、世界経済ニュースが良く判るようになると思います。難しい用語とかもほとんど無いので、初心者にもお勧めです。2013/01/05




