出版社内容情報
第１章 いま注目の歯科治療
＜統合医療＞ 中垣歯科医院 院長 中垣直毅（大阪府豊中市）
歯科と医科の連携、西洋医学と伝統医学（東洋医学を中心とした）との統合治療で、健康＋アンチエイジングにもアプローチ
歯と全身を考慮した、体にやさしい歯科治療
歯科から始まるアンチエイジング
デンタルデトックスで３つの毒を取り除く
歯科材料から溶け出した金属イオンの人体への影響
口の中の歯科金属が口腔内電流（ガルバニー電流）を発生させる
口の中の歯科金属は、身の周りの電磁波も集積する
歯科材料は体の一部。最高最善のものを選ぶことが健康や抗加齢につながる
デトックスは、まずは血液・尿・便検査から（併設した内科で実施）
口腔内悪玉菌の除去も重要
歯石の除去は危険！ 歯周病菌が血管の中に侵入する危険性
体にやさしい歯周病治療法
【症例１】除菌治療による安全で痛くなく効果的な歯石取り 女性・40代（初診時）
【症例２】重度の歯周病 男性・70代（初診時）
歯みがき材料からくる経皮毒
見た目のアンチエイジング
若返りに重要な「よくかむ」ということ
かむことの三大効果
かみあわせ治療の実際
＜最新機器＞ 山の手歯科医院 院長 小沼正樹（栃木県大田原市）
オゾン治療で行う、痛くない・削らない歯科治療
削らないむし歯治療ができる時代
オゾン治療との出会い
初期むし歯には20秒照射するだけ
なぜオゾンでむし歯が治るのか？
進行したむし歯にもオゾン治療
真空の状態でしかオゾンは出てこない仕組み
歯を白くするオゾン
口内炎、口唇ヘルペスに対するオゾンの効果
インプラント周囲炎の予防対策として
患者さんとの信頼関係なくして、いい治療はできない
第２章 インプラントの最新情報
＜インプラント＞ 安藤歯科医院 理事長 安藤正実（東京都板橋区）
患者さんに笑顔が生まれる、女優のような口元に
インプラントは失われた人生を取り戻す治療
オールオン４とはどのような治療か
なぜ４本のインプラントで歯が支えられるのか
骨の薄い人にこそ合う治療
【症例１】オールオン４ 女性・82歳（初診時）
【症例２】オールオン４ 女性・94歳（初診時）
オールオン４では難しいケースに「ザイゴマインプラント」
きちんとした診断技術、治療の技術があれば高齢者にもやさしい手術
侵襲性歯周炎とはどんな病気か
侵襲性歯周炎に対する内科的治療がある
【症例３】ザイゴマインプラント 女性・62歳（初診時）
【症例４】ザイゴマインプラント 女性・47歳（初診時）
インプラント手術を安全、確実に実施するための手段
＜インプラント＞ 永田歯科医院 院長 永田彰純（東京都大田区）
インプラントは入れた後のメインテナンスこそが重要
インプラントを長持ちさせるための治療
インプラントが抜ける大きな原因?インプラント周囲炎?
なぜインプラント周囲炎が増えてきたのか
天然の歯に近いからこそ、プラークがたまりやすい
人工歯を固定する歯科用セメントがインプラント周囲炎の原因になることもある
治療前の診断も重要
大切なかみあわせの検査
手術で注意したいこと
患者さんができることもたくさんある
メインテナンスとあわせて歯周病の検査も励行
インプラント周囲炎になってしまったら
メインテナンスを重視してくれる歯科医師を選ぼう
【症例１】奥歯が３本ないケース 男性・68歳（初診時）
【症例２】前歯が１本なく骨が薄いケース 女性・30歳（初診時）
第３章 矯正治療はここまで進化した
＜矯正歯科＞ 大松矯正歯科クリニック 院長 高 大松（東京都豊島区）
患者さん自身の生体を活かす、自然派矯正治療
体にやさしい矯正治療を目指して
アメリカで生まれた革新的な治療
従来の矯正との違い
治療の実際
抜歯をせずにできる例が多い
患者さん自身の力で矯正をする
デジタル矯正
自然派矯正が向く患者さん
矯正治療を成功させるために大切なこと
【症例】上下顎前突症の矯正治療 女性
＜矯正歯科＞ ハートピア歯科・矯正歯科 理事長 洲?ｱ雄介（埼玉県行田市）
患者さんの希望が反映される矯正治療
矯正歯科治療もチーム医療が大切
矯正治療を受ける大人が増えている？
「見た目がよくなる」だけではない矯正治療の効果
何歳でも受けることができる
目立つ矯正装置に抵抗がある方へ
表側矯正の特徴
【症例１】表側矯正 女性・23歳（初診時）
裏側矯正の特徴
【症例２】裏側矯正 女性・23歳（初診時）
表側矯正と裏側矯正を組み合わせる治療も可能
【症例３】ハーフリンガルの矯正 女性・28歳（初診時）
マウスピースによる矯正
【症例４】マウスピースの矯正 男性・40歳（初診時）
楽しく納得のいく矯正治療を受けるには
第４章 知っておきたい歯科治療の新知識
＜審美歯科＞西麻布デンタルクリニック 理事長 大越聡一郎（東京都港区）
患者さんの希望を叶え、一番美しい口元を作る
審美歯科で注目されている、「審美補綴（ほてつ」という治療法
健康的な歯にすることを前提に、さらに進んで「美しく健康な歯」を作る
審美補綴で歯並びを美しくする
歯並びを短期間で美しく整える審美補綴
審美歯科で重要な「かぶせもの」
矯正治療との違い
【症例１】ラミネートベニア 男性
【症例２】クイック矯正 女性
ガミースマイルも審美歯科の得意分野
【症例３】ガミースマイル 女性
歯の色を白くする治療
ホワイトニングの進歩
歯肉のホワイトニング
審美歯科の選び方
大事なカウンセリング
＜小児歯科＞桜堤あみの歯科 理事長 網野重人（東京都武蔵野市）
小児歯科専門医の存在を知ってほしい
大人と大きく異なる子どもの歯科治療
小児歯科専門医のいる歯科を選ぼう
小児歯科専門医だからこそできる治療
歯医者を嫌いにさせないための工夫
３つ数えたら１回休憩する
麻酔の処置
ご褒美と「ほめること」で子どもに頑張ってもらう
大人になったときのために予防治療を徹底
すべてのむし歯を削るわけではない
効果的なむし歯予防法
むし歯予防にはフッ素塗布やシーラントも有効
この子を思う気持ちは誰にも負けない
【症例１】コーラでむし歯だらけに ４歳（初診時）
【症例２】過剰歯の矯正治療 ７歳（初診時）
コラム
１広がりを見せる、医科と歯科の連携の動き
２さまざまな分野で活用されているオゾン
３お腹の赤ちゃんの口のなかは無菌でも……
４インプラントの正しいケアの仕方とは？
５矯正装置は期間限定のお洒落？
６スウェーデンが歯科先進国になった理由
７最も美しい横顔、「ハリウッドライン」とは
８子育て中のママたちの悩み、おしゃぶり問題
監修にあたって
参考文献
【著者紹介】
中垣歯科医院院長・歯学博士
大阪歯科大学歯周病学講座講師、米国インディアナ州インディアナ大学歯周病科客員講師。
日本歯周病学会認定歯周病認定医・専門医、日本顎咬合学会認定咬み合わせ認定医、口腔医科学会認定医・口腔セカンドオピニオン専門医。
