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知りたい!サイエンス
こわくない有機化合物超入門―口紅からダイオキシンまで身近なものから理解する

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784774164182
  • NDC分類 437.01
  • Cコード C0043

内容説明

ガムや口紅、薬、衣類、住宅建材などには、いずれも有機化合物が関係しています。有機化学を学ぶと、生命活動のしくみや身近な物質の本来の姿がわかります。有機化合物はそれぞれ個性的な「顔」を持っています。本書ではこの多種多様な「顔」を紹介し、やさしく解説します。苦手な方には、有機化学を味方にする方法も伝授いたします。

目次

序章 有機化合物との出会い
第1章 食べ物に関係する有機化合物
第2章 日常生活でつきあっている有機化合物
第3章 医療や健康に関係する有機化合物
第4章 衣料に関係する有機化合物
第5章 住宅および環境に関係する有機化合物

著者等紹介

船山信次[フナヤマシンジ]
1951年仙台市生れ。東北大学薬学部卒・東北大学大学院薬学研究科博士課程修了、薬剤師・薬学博士。天然物化学専攻。イリノイ大学薬学部留学後、北里研究所技師~室長補佐、東北大学薬学部助手~専任講師、青森大学工学部助教授~教授、弘前大学客員教授(兼任)などを経て、日本薬科大学教授。Pharmaceutical Biology(USA)副編集長、日本薬史学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

60
高校生の時、化学(特に無機物)が好きだった。しかし、有機化学になるともう、お手上げ。その時にこの本があったらな~。ベンゼン環(亀ノ甲)と基の懐かしい要素とも再会できて嬉しかったです。口紅、味覚を知覚できる要素、芳香物質、パーマ溶液、薬物、加齢臭、甲殻類が熱湯に放り込まれた時に起こる色素変化など、本当に身近なものや変化が化合物の構造式と共にサラリと説明されています。しかし、あとがきの「義務教育で亀ノ甲を教わらない」という嘆きに吃驚。化学はそんなに敷居が高いものになっていたのか・・・2017/11/07

うみ

3
すごく興味深い内容で、文体も穏やかで、かつ平易に書いてくださっている。でもやはり化学式は、そう簡単には理解できない。少しは理解できた気がするけれど、何回も解説ページに戻らないとダメな自分。でも消しゴムや口紅の中身を教えてもらえて、ためになりました。2016/12/31

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