出版社内容情報
<宇宙における人間の可能性とはなにか?>
多宇宙から決定不能性、文化・創造力の進化、選択や倫理、花の美しさまで、
限りない創造と探求へと開かれる「万物の理論」を示すベストセラー!
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・宇宙のなかで人間とは何か?
・多宇宙と量子物理学の核心とは?
・生命が遺伝暗号DNAへ飛躍した謎とは?
・文化と創造力はいかに進化するか?
・望ましい政治の選択とは?
・花はなぜ美しいのか?
・持続可能性は良いことか?
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物理学、天文学、生物学、数学、コンピューターサイエンス、
政治学、心理学、哲学・倫理、美学を統合する
「万物の理論」へ。
★年間ベスト科学本(ニューサイエンティスト誌)
★年間最重要作(ニューヨーク・タイムズ紙)
★全米ベストセラー!
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::著者:: デイヴィッド・ドイッチュ
オックスフォード大学の物理学教授、同校の量子計算研究センターに所属。英国王立協会の特別会員。
量子計算理論のパイオニアにして、並行宇宙論の権威、多世界解釈の主唱者として知られる。
かつてホーキングやペンローズも受賞したディラック賞を受賞。
既刊書は、『世界の究極理論は存在するか』(朝日新聞社)。
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◎はじめに:進歩に終わりはない
◎第1章:説明のリーチ
・科学理論とは何か? ・知識を求める方法の革命 ・神話と科学
◎第2章:実在に近づく
・理論と実在 ・理性は何光年先へも向かう
◎第3章:われわれは口火だ
・「宇宙船地球号」は誤りだ ・人々の宇宙的重要性 ・問題は解決できる
◎第4章:進化と創造
・人間原理と微調整 ・世界はとてもシンプルだから、理解できない
◎第5章:抽象概念とは何か?
・ホフスタッターのドミノ・ネットワーク ・善悪、素数性
◎第6章:普遍性への飛躍
・古代の人々は普遍性を避けていた? ・普遍性の飛躍はデジタルで起こる
◎第7章:人工創造力
・プログラムできないことは、まだ理解できていない ・「人工進化」と遺伝暗号
◎第8章:無限を望む窓
・インフィニティー(無限大)ホテルへ、ようこそ! ・科学における数学の不合理なまでの有効性
・「決定不能性」と「問題は解決できる」は矛盾しない
◎第9章:楽観主義(悲観主義の終焉)
・文明はやがて滅ぶのか ・悪と不死 ・小啓蒙運動の台頭
◎第10章:ソクラテスの見た夢
・神との対話 ・弟子たちとの対話
◎第11章:多宇宙
・ドッペルゲンガーと並行宇宙 ・「代替可能性」こそ量子物理学の核心 ・多宇宙における情報の流れ
・時間とは「もつれ」現象である
◎第12章:悪い哲学、悪い科学
・量子についての悪い哲学 ・幸福感や動物の心を解き明かせる?
◎第13章:選択と意思決定
・選択はパラドックスだらけ ・意思決定モデルの誤り ・比例代表制より相対多数制を
◎第14章:花はなぜ美しいのか?
・客観的な美、エレガンス ・科学と芸術、創造と新奇性 ・美の正体
◎第15章:文化の進化
・ミームの進化とは? ・静的な社会 ・動的な社会
◎第16章:創造力の進化
・創造力は何のためにあるのか ・創造力の未来
◎第17章:持続不可能(「見せかけの持続可能性」の拒否)
・ジャレド・ダイアモンドの誤り ・持続可能性という病
◎第18章:始まり
・「問題」から「より良い問題」へ ・限りない無知、暗黒エネルギー ・スーパーヒューマン?
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::絶賛!::
才気にあふれ、痛快で、極めてエキセントリックな本。
――『ニューヨーク・タイムズ』
われわれの問題の多くは、解決できることを納得させられる。
――ジョン・ホーガン(『科学の終焉』の著者)『ウォールストリートジャーナル』
人工知能から文化・創造力の進化まで、力強く論じ、その結論は深遠だ。
――『エコノミスト』
天才ドイッチュが、物理学、天文学のみならず、生物学、数学、
コンピューターサイエンス、政治学、心理学、哲学、美学までを織りなし、
世界と宇宙の新たなヴィジョンを描く。
――『ニューヨーカー』
内容説明
人間はなぜ限りない可能性をもつのか?多宇宙と量子物理学の核心とは?生命が遺伝暗号DNAへ飛躍した謎とは?―『世界の究極理論は存在するか』で、“知”の衝撃をもたらしたドイッチュ、超弩級の新展開!年間ベスト科学本(ニューサイエンティスト誌)、年間最重要作(ニューヨーク・タイムズ紙)。
目次
説明のリーチ
実在に近づく
われわれは口火だ
進化と創造
抽象概念とは何か
普遍性への飛躍
人工創造力
無限を望む窓
楽観主義(悲観主義の終焉)
ソクラテスの見た夢
多宇宙
悪い哲学、悪い科学
選択と意思決定
花はなぜ美しいのか
文化の進化
創造力の進化
持続不可能(「見せかけの持続可能性」の拒否)
始まり
著者等紹介
ドイッチュ,デイヴィッド[ドイッチュ,デイヴィッド] [Deutsch,David]
オックスフォード大学の物理学教授、同校の量子計算研究センターに所属。英国王立協会の特別会員。量子計算・量子コンピューターのパイオニアにして、並行宇宙論の権威、多世界解釈の主唱者として知られる。かつてホーキングやペンローズも受賞したディラック賞を受賞。著書『無限の始まり』は、ニューサイエンティスト誌による「年間ベスト科学本(Best 10、2011)」、ニューヨーク・タイムズ紙による「年間最重要作(Best 100、2011)」を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やいっち
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Shin
手押し戦車
壱萬参仟縁