出版社内容情報
【内容】英語で書かれています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
毒兎真暗ミサ【副長】
30
【原書・併読シリーズ】野崎氏の翻訳書がほぼ直訳なので、併読してみた。主人公のタラタラとした身の上話が延々と続く。この話に最後まで付き合えた人。そして「ある意味」に気づけた人。その人こそがキャッチャー・イン・ザ・ライになれると思う。2023/02/06
林 一歩
21
原書での何度目かの再読。手元に辞書が無く、うろ覚えの単語など翻訳アプリを使いながら読み進めたので、少し時間がかかりましたが無事読了。原文で読むと文体の下品さが顕著で、我が子に読ませるならばやはり翻訳されたものを勧めます。作品自体の感想は割愛。2014/07/30
vinlandmbit
15
「ライ麦畑〜」英語原書。あえて和訳を読んでそちらでイメージを固めた上で英語原書を読んでみるのもおすすめです。
たい焼きは中身無し@復活したい
12
[受験対策] 6,7年ぶりに再読。辞書や参考書等を使わず自分の力だけで読み始めたので理解できるか不安だったが、主人公の語彙が貧困だったおかげで無事読み終えた。(作品自体の感想は後日)2015/02/03
かな
9
洗練されたとか、芳香のあるといった形容の対極にある稚拙な語り口。始め読みづらく感じたが、夢から覚めたばかりの人が語ってるような、少し崩れた反復の効いた英文に不思議なリズムを感じた。妹にthe catcher in the ryeになりたいと語るシーンで、自分の中のセンチメンタルな子供がひょっこり目を覚ましてしまって、共感で胸が痛かった。いい本か、好きかと聞かれるとよく分からない。お喋りを楽しむように楽しむ本という印象。でもこう言う青臭い時期、誰もが大人になっても何処かに手放せずに持っているのではないかな。2017/03/12