光人社NF文庫<br> 帝国陸軍の最後〈5〉終末篇

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光人社NF文庫
帝国陸軍の最後〈5〉終末篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784769822004
  • NDC分類 391.26
  • Cコード C0195

内容説明

本土上空を敵機の跳梁に委ねた陸軍は、敵大部隊を地上に迎えて乾坤一擲の大殱滅戦を行ない、その上で和平の道を探ろうとした―活路を求めて戦線を縮小するビルマ・中国の二大退却戦と圧倒的なソ連軍と激突した悲劇の関東軍盛衰記、そして空襲下に戦備を進めた本土決戦の全容と終戦工作を描く伊藤戦史完結篇。

目次

第1章 わが軍最後の二大退却戦
第2章 本土決戦
第3章 空襲、全日本を征す
第4章 関東軍盛衰記
第5章 南方に戦い北辺に遺ゆ
第6章 和平の胎動
第7章 陛下の聖断下るまで
第8章 太平洋戦争終わる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

水無月すん

1
退却戦から本土空襲、そして原爆投下からの終戦までが描かれているのだが、中でも筆者の日本の敗因とこれからの反省が印象深い。軍隊は立派な政治家のもとで最大限のパフォーマンスを行いうるのであって、明治の伊藤博文のような大局を見通す慧眼を持った政治家が、昭和には存在しなかった。初版昭和36年ながら、日本の現状にも当てはめられる鋭い指摘だ。ともかく、侵略性を含む戦争は永久に放棄しなければならないし、友邦と協力しながらの専守防衛をこれからも望んでいきたい。2012/10/06

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