感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かに
3
山下奉文軍のルソン島での持久戦、硫黄島の戦い、沖縄戦、特攻作戦が収録。沖縄戦では沖縄戦軽視の大本営により、一師団が引き抜かれ、持久戦を余儀なくされるという計画に大きな狂いが生じる。特攻作戦は当初は戦果を得るものの、兵・機の消耗が激しいことにより、自重への転換や米軍の対策により戦果は乏しくなっていく。2023/11/21
水無月すん
1
特攻隊に志願するものを募ったときに、全員が挙手するという状況は現代の感覚からは想像しえないものであった。機雷の待ち伏せ自爆については、敵艦が来るのをジッと待っているわけで、その間の精神状態は考えたくないものである。2012/10/03