内容説明
国外任務遂行の先駆けとなって、危険かつ困難な掃海作業に従事した掃海母艦、補給艦、掃海艇全6隻、乗組員511名の死と隣り合わせの苛烈な戦い。長く苛酷な波濤を越え、酷熱と砂嵐のペルシャ湾海域でシーマンシップを発揮し、その任務を完璧に果たして航路の安全をもたらした栄光の航跡。
目次
プロローグ 戦後日本復興の道を開いた掃海隊
第1章 派遣前夜
第2章 遙かなり、ペルシャ湾
第3章 始まった機雷との戦い
第4章 誇り高き人々
第5章 最難関MDA‐10
第6章 国益に叶う
第7章 マザー、オアシス、ファザー
第8章 凱旋
エピローグ ペルシャ湾以後、動き出した新しい日本の自衛隊
著者等紹介
碇義朗[イカリヨシロウ]
1925年、鹿児島県生まれ。東京都立航空工業学校卒。陸軍航空技術研究所を経て、戦後、横浜工業専門学校(現横浜国立大学)卒。航空、自動車、鉄道など、メカニズムと人間の関わり合いをテーマにドキュメントを発表。自動車技術会会員。航空ジャーナリスト協会会員。横浜ペンクラブ会員。カナダ・カーマン名誉市民
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
sasha
2
湾岸戦争の際「金だけ出して人を出さない」と非難された日本政府。じゃ、戦後復興ということで自衛隊を出しましょ…ということで初の海外派遣となったペルシャ湾での機雷除去作業にあたった海上自衛隊の記録である。政治の尻拭いをするのが自衛隊なんだよな。慌しい派遣準備と、慣れない海外で活躍した自衛官は国際社会での日本の信用を取り戻してくれた。2013/05/20
ゴジラ 芹沢
1
日本の国際貢献が初めて認められた出来事。プロジェクトXにうってつけの困難な状況の中での掃海作業を行った第3者による記録。この事が日本にどのような影響を与えたか気になる2014/09/23
shilo
1
自衛隊海外派遣問題について、ペルシャ湾にて行われた機雷掃海作業について、日本と諸外国の安全保障に関するパートナーシップについて、最後に海兵とはどのような生き物か?についてがまとめてわかる本。小難しくもなく、それでいて単なる読み物だけでなく資料としても有用。2012/08/26




