出版社内容情報
「ないものねだり」から「あるものさがし」へと視点を変えることが平穏だけれど豊かに生きるコツなのです
内容説明
悩み事がなくなればどれだけ幸せかとは常々思うこと。では、悩み事の原因は何かと問われれば、そのすべては「ないものねだり」に行き着くことがわかります。「欲しい欲しい」が積み重なると心の平穏は失われていきます。あなたの心に巣食う不幸の源「ないものねだり」とどう向き合い、どう処理すればいいのか。「ないものねだり」がむくむくと湧いてきたときの心の置きどころを教えてくれます。さあ、「ないものねだり」から「あるものさがし」へと視点を変え、平穏だけれど豊かに生きる術を身につけてみませんか。
目次
第1章 人はなぜ「ないものねだり」をしてしまうのか?(あなたの「ないものねだり」はあなたを成長させているか;たいてい人は「自分に必要なもの」をすでに持っている ほか)
第2章 人と自分を比べて苦しむのは、愚の骨頂だ(「感情的な比較」をせず「科学的・客観的な比較」をする;タイムリミットを意識して理性的に生きる! ほか)
第3章 どんな悩みも、9割は「勘違い」から起こる(小さな単位で「完成させること」が大事;「自分と同じレベル」を他人に求めるのはおかしい ほか)
第4章 自分を大きく見せたいところでいいことなんか一つもない(「やりたい仕事」なんてない。仕事とは「やらなければいけないこと」;「何をしたいか」ではなく「義務を果たせるか」を考える ほか)
第5章 「今、この時」を淡々と生きる(「自分を好きになれない」なんてあり得ない;「理想の自分」と「現実の自分」を分けて考える ほか)
著者等紹介
スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
1945年スリランカ生まれ。スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。13歳で出家得度、国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとった後、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程で道元の思想を研究。現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で、初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。メディア出演や全国での講演活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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