社会人のための読解力トレーニング―正しく読めれば楽しく読める・理解できる

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社会人のための読解力トレーニング―正しく読めれば楽しく読める・理解できる

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784769609360
  • NDC分類 817.5
  • Cコード C2030

内容説明

正しい読解力=客観的に文章が読める力は、ただやみくもに文章を読んだって、身につかない。読み解くコツを知ることと、ちょっとした訓練が必要だ。どんな文章にも、必ず「読解のヒント」が隠されている。それを見つけ出せるか、気がつくか。「講義」と「例題」と「解説」で、ヒントに気がつく力と文章を読み解く力をトレーニング。正しく読めれば、文章を読むのが楽しくなる。本もビジネス文書も報告書もラクラク読めるようになる「読解のルール」が身につく本。

目次

正しく読むってどういうこと?―主観と客観
論理的であるということ―論理的に文章を読み取る
内容の99%はここでわかる―タイトルの重要性
時の流れに気をつけて―回想を乗り切れば小説は楽しめる
大切なことは繰り返される―ポイントの見つけ方
プロはひねって繰り返す―言葉・表現の言い換え
文章はグッチュグッチュ―具体的と抽象的
評論分はシュコンシュコン―主張と根拠の繰り返し
舞台が変わればお話変わる―場面の変化に気をつけて
わずか100万?1億ぽっち?―主観判別語のマスター
それは事実でそいつは考え―事実と考えを区別する
舞台背景?それとも感情?―情景描写と心理描写
ココロはこうして読み取るべし―登場人物の感情の読み取り方
それってすごいの?すごくないの?―絶対と相対
個性的?いやひょっとして、ただのバカ?―普遍と特殊
これ?それ?あれ?どれ?―指示語をマスターする
そこまではいえるけど…―行間の読み方 裏を読む
譲歩を本気にしない―本音は譲歩のあとにある

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かず

34
★★★★Audible。「行間を読む」ということを説明するのは難しい。この本ではわかりやすい例えで、説明に成功していると思う。読解力のトレーニングというよりも、相手に理解を促すために説明・説得する著者の努力がとても参考になる。2017/12/01

はづきち

12
オーディオブック。文章(評論・小説どちらも)を読むのに必要なことを簡潔に説明している本。現代文の参考書にかいてあることをくだけた口調で説明しているので、高校までの国語を忘れてしまった人にはちょうどよい学び直しになると思います。 特に、文章を読む時に理解しておくべき「4つの対立概念」として「主観と客観」「具体と抽象」「絶対と相対」「普遍と特殊」が紹介されていました。たしかにこれらを意識すればある程度の文章は読めるようになると思います。今度から授業で扱ってみよう。2022/09/22

チャー

9
読解力を身につける要素をわかりやすく記した本。読書を味わい文章を適切に掴むために必要な要点を、練習問題を交えながら紹介している。タイトルの重要性は今更ながら確かにと納得。本の中身がよく分からなくなったら、章の初め、或いはタイトルに戻ることて、何について書いてあるかを再確認できる。主観と客観は時々曖昧な判断をしてしまうので注意したい。譲歩の後に本音があるというのは日常的にも通じる。 行間を読むというのは未だに難しいと感じる。のめり込むと場面の描写を飛ばし気味になることもあるが、文脈を丁寧に追うことが大切。2020/07/30

鮫次郎

5
分かりやすい本でした。具体的と抽象的、とか課長クラスになっても上司から起こられているヒトが多い職場では、一度コレを読ませると良いんじゃないかと思いました。2013/05/04

dapiko

3
センター試験現代文の解き方と全く同じだった。2020/05/05

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