小説外務省―尖閣問題の正体

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小説外務省―尖閣問題の正体

  • 孫崎 享【著】
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  • 現代書館(2014/04発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784768457306
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0031

出版社内容情報

「この本の主人公は外交官である。1977 年生まれ、名前は西京寺大介。2022 年のいま、彼は、尖閣諸島の扱いで外務事務次官に真っ向から反対し、外務省から追い出されるか否かの瀬戸際にいる……。」の書き出しで始まる本書は、尖閣問題の本質を日米中の政府高官を実名で登場させて詳細に描き出す。日中間の争いの本当の立案者は誰か?「つくられた国境紛争」と他国に対する憎悪を煽る権力者の正体とは? 外務省の内幕を一気に読ませます!

著者 孫崎 享(まごさき・うける)
1943 年、旧満州国鞍山生まれ。1966 年、東京大学法学部中退、外務省入省。英国、ソ連、米国( ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダ勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を経て2002 ~ 2009 年まで防衛大学校教授。著書『戦後史の正体』(創元社)など。

内容説明

日本の政治家・官僚は真の国益を考えているのだろうか。尖閣諸島をめぐる日中の内幕を、実在の人物を数多く登場させながら、これほど鮮明に分かりやすく読ませた本は、これまであったろうか!!

著者等紹介

孫崎享[マゴサキウケル]
1943年旧満州国鞍山生まれ。1966年東京大学法学部中退、外務省入省。英国、ソ連、米国(ハーバード大学国際問題研究所研究員)、イラク、カナダ、勤務を経て、駐ウズベキスタン大使、国際情報局長、駐イラン大使を歴任。2002~2009年まで防衛大学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

AICHAN

57
図書館本。米国が望まない案件は絶対に阻止するという外務省。その外務省で働いていた著者が、2012年当時の外務省の様子を実名の政治家等を登場させながら克明に描く。日本がロシアや中国と手を繋ぐことを米国は嫌う。尖閣諸島問題や北方領土問題は米国の戦略の結果である。尖閣諸島問題は日中で棚上げされた問題でありながら、米国の圧力で表面化することに。北方領土問題は、サンフランシスコ講和条約で千島列島の帰属をわざと曖昧にした米国の陰謀により日露が争うことに。すべては米国の思いのまま。日本は米国の植民地、属国なのだ。2019/01/16

kiyoboo

34
産業医が診療の合間に読んでいたので聞いたら「おもしろいよ」と言われ手に取った。東京大学を卒業し、外務省に入った西京寺は黙っていれば局長クラスに就ける男だが、『おかしい』ことは自分の意見を曲げてまでも生きるのをよしとしないため、出世も遅れるし、つまはじきにされる。唯一同期の女性小松が理解者だ。尖閣諸島の問題も外務書の意向とは異なり、「棚上げにする」ことを首相に直訴する。15年越しの恋が実った西京寺だが、また苦難の道を歩む。読んでいてハラハラするが、潔い生き方にあこがれる。ある意味、半沢直樹に通じるかも?2016/07/21

fu

33
自分さえよければいい、というエゴイズムの積み重ねは、終には国家を崩壊させる。外務省に限らず、組織というのはどこも似たようなものだ。 小説の形をとっているものの実質は孫崎さんの自伝。なので、多少感傷的な文になっているのも仕方ない気がするが、事実を淡々と書いて、そのあとどう考えるかは読者に委ねたほうが読みやすかったかも。本筋から外れ脱線的な読み方だが、登場する数々の美味しそうな飲食店が気になった。 2014/08/23

T坊主

29
1)A首相は尖閣を取られた首相として歴史に刻まれるのだろうか?2)戦争が起こっても、小説に出てくるような上層部の人達は指示する人達でしょ、直接の被害はないよね、現場に行く人は自衛隊の人さらにひどくなれば、一般国民、歴史は同じことを送り返す。もうやめにしてください。3)もし日中で戦争が起これば、儲かるのは兵器製造メーカー、高額で買わされる日本、今もそのようですが。国際金融業も暗躍するでしょう、そのつけは結局国民に重税としてのしかかってくることは間違いない。4)悪い悪いと言いながらも日本は良い国。2016/04/12

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24
なかなか考えさせられることが多い衝撃的な内容で、読んで良かったなと思う本でした。おすすめです。リアリティがあって迫真性がきわめて高い作品でした。ただし、プロの小説家が書いた小説かどうかという点では、会話文や展開など、かなり下手だったと思いますが、それはしょうがないかと思います。第二次大戦前の言論統制のような、こんなことが現在でも進行しているということは本当に恐ろしいことだと思いましたが、そういう私自身も鳩山由紀夫氏や小沢一郎氏に対しては、この本で批判されているような見方をしてしまっていました。2014/10/25

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