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労働経済学の新展開

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  • サイズ A5判/ページ数 428p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766416275
  • NDC分類 366
  • Cコード C3033

内容説明

島田晴雄先生退職記念論文集。労働・企業経営・教育訓練・社会保障の4つの分野について、労働経済学の最先端の研究を紹介。

目次

労働経済学の新展開
第1部 労働経済の研究展望(高齢者の就業行動の長期的変化―『就業構造基本調査(1982‐2002年)』に基づく実証分析
リンクしたマイクロデータによる雇用構造の分析
都道府県間労働移動の再検証―「国勢調査」による粗フロー分析
経済のグローバル化と非正規労働―マイクロデータのマクロデータのリンクによる分析
労働市場のマクロ分析―サーチ理論ろマクロ経済分析
転職に関する労働市場モデルの発展―景気循環、賃金格差とJob to Job Transitionの役割)
第2部 企業の経済学(成果主義は望ましいのだろうか;ダイバーシティ・マネジメントの実証研究―日韓企業の調査を中心に;日本における営利企業・非営利組織間の人的資本および社会関係資本の不均衡―“Co-Production”による問題解決のためのアプローチ)
第3部 人的資本の経済学(競争は教育に有害か?―経済学からの再解釈;青少年のキャリア教育と地域経済の活性化に向けて―地域の地域による地域のためのインターンシップ;日伊の比較から見た夫婦の就業形態と出産意欲の関係―短時間労働は出生力を上昇させるか)
第4部 社会保障の経済学(医療制度:3つの選択肢からの国民選択―世論調査の分析より;公的年金の繰り上げ受給・繰り下げ受給で逆選択は発生しているのか;日・韓医療保険と介護保険制度に対する比較分析―制度の誕生と発展過程による分析)
あとがきにかえて―退職記念論文に寄せて

著者等紹介

清家篤[セイケアツシ]
現職:慶應義塾長・商学部教授。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。慶應義塾大学商学部助手、同助教授、教授を経て、現職。前商学部長。博士(商学)

駒村康平[コマムラコウヘイ]
現職:慶應義塾大学経済学部教授。慶應義塾大学経済学部卒業。同大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。社会保障研究所、国立社会保障・人口問題研究所、駿河台大学経済学部助教授、東洋大学経済学部助教授、教授を経て、現職。経済学博士

山田篤裕[ヤマダアツヒロ]
現職:慶應義塾大学経済学部准教授。慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。国立社会保障・人口問題研究所研究員、経済協力開発機構(OECD)社会政策課エコノミストを経て、慶應義塾大学経済学部専任講師、2005年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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