内容説明
映画雑誌“スクリーン”に50年に渡って書き続けてきた人気連載「ぼくの採点表」から、☆☆☆☆以上という高得点の作品153本を完全収録。1940年代の作品から2000年まで、半世紀以上にも渡る作品の中から、「これぞ!」と思った作品の集大成。
目次
第1章 一九五〇年代
第2章 一九六〇~七〇年代
第3章 一九八〇年代
第4章 一九九〇年代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mittsko
6
『スクリーン』誌上でほぼ50年間連載された「ぼくの採点表」 数冊にまとめられていたが、本書は筆者の没後、その中から80点以上の評価をつけた153本の再集成。当然、世界映画史をいろどる名画ばかり! 所収のもの最古は『悪魔の美しさ』(52年1月号、85点)、最新は『シベリアの理髪師』(00年12月号、80点)。古いのはボクも観てないのが多い。最高点は90点で、『河』(52年8月号)『水鳥の生態』(53年10月号)『恐怖の報酬』(54年10月)『ザッツ・エンタテインメント』(75年6月号)のわずか4本!2018/10/05