ノスタルジー―我が家にいるとはどういうことか?オデュッセウス、アエネアス、アーレント

個数:

ノスタルジー―我が家にいるとはどういうことか?オデュッセウス、アエネアス、アーレント

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年10月11日 07時04分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784763409508
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

内容説明

帰郷の後すぐ再び旅に出たギリシアの英雄オデュッセウス、ギリシア語を捨ててラテン語を話しローマの元になる都市を建立したアエネアス、アメリカ亡命後も母語ドイツ語に拘り続けたユダヤ人哲学者アーレント。自分の故郷を離れ、自分の言葉を忘れざるを得なかった人々の抱く「ノスタルジー」とは。

目次

コルシカ的歓待について(我が家であり、我が家ではない島)
オデュッセウスと帰郷の日(根を張った寝台;殻竿と櫂)
アエネアス―ノスタルジーから落ち延びへ(故郷を背に乗せて運ぶ;他者の言葉を話す)
アーレント 祖国としての言語(言語と人民;世界の揺れ動く曖昧さ)

著者等紹介

カッサン,バルバラ[カッサン,バルバラ] [Cassin,Barbara]
1947年パリ生まれ。哲学者、文献学者。フランス国立科学研究センター研究員を経て現在同センター名誉ディレクター。2019年よりアカデミー・フランセーズ会員。2017年より非営利団体「知恵の館 翻訳」を運営し、翻訳に関わる多様な活動を展開している。また、デリダらが創設した国際哲学コレージュ議長や、ソルボンヌ大のレオン・ロバン古代哲学研究所所長も務め、フランス国内外の複数の高等教育機関で教鞭を取った

馬場智一[ババトモカズ]
1977年長野県生まれ。哲学、倫理学、思想史、哲学プラクティス。博士(学術、一橋大学)、博士(哲学、ソルボンヌ・パリ第四大学)。ソルボンヌ・パリ第四大学博士課程修了。長野県立大学グローバルマネジメント学部准教授。権堂哲学カフェ共同主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

rinakko

8
“ノスタルジーは結局のところ、何に対する郷愁(ノスタルジー)なのだろうか。(略)スイス人たちが村あるいは牛を見て満足し、満たされた気持ちで再び旅路に立ったのだとするならば、ノスタルジーにはおそらく二つの面がある。つまり、根をもつこととさまよいである。” “母語の場合、悪の凡庸さとしてのお決まりのフレーズで話すことはあり得る。しかし、自分のものでない言語の場合、どのようにしてお決まりのフレーズで話すことを回避できるのだろうか。母語にこだわりしがみつく時、アーレントが恐れるのは、まさにこれである。”2021/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17113391
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品