目次
認知心理学における古典的研究の紹介
注意1―Cherry(1953)によるカクテルパーティ問題を超えて
知覚―Gibson(1950)による直接知覚を超えて
知覚の計算論的アプローチ―Marr(1982)による視覚の計算論的アプローチを超えて
知覚と行為―Goodale&Milner(1992)による2つの視覚経路を超えて
注意2―Stroop(1935)による色名単語干渉現象を超えて
健忘症―Scoville&Milner(1957)によるH.M.に関する研究を超えて
ワーキングメモリ―Baddeley&Hitch(1974)によるワーキングメモリを超えて
記憶システム―Tulving(1972)によるエピソード記憶と意味記憶の区分を超えて
符号化と検索―Tulving&Thomson(1973)による符号化特殊性原理を超えて〔ほか〕
著者等紹介
アイゼンク,マイケル・W.[アイゼンク,マイケルW.] [Eysenck,Michael W.]
ローハンプトン大学の教授職およびロンドン大学ロイヤル・ホロウェイの名誉教授ならびに名誉フェロー。主要な研究領域は不安と認知との関係について。49冊の著書、約160の論文や本の章を執筆するとともに、数多くの認知心理学のテキストを出版している
グルーム,デイヴィッド[グルーム,デイヴィッド] [Groome,David]
ウエストミンスター大学の心理学部主任講師であった。2011年に退職したが、いまなお、その学部とは研究上の結びつきを保っている。研究関心は主に、認知と記憶、とりわけ記憶抑制と気分異常が認知に及ぼす効果について。6冊の認知心理学のテキストの著者・共著者である。2009年に英国心理学会より、心理学教育優秀賞(BPS Award for Excellence in the Teaching of Psychology)を受賞している
箱田裕司[ハコダユウジ]
1949年福岡県に生まれる。1977年九州大学文学研究科博士課程心理学専攻単位取得満期退学。現在、九州大学名誉教授。京都女子大学発達教育学部教授
行場次朗[ギョウバジロウ]
1954年宮城県に生まれる。1981年東北大学文学研究科博士課程後期心理学専攻単位取得満期退学。現在、東北大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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