目次
第1章 生徒指導が得意になる八つの「考え方」を身につけよう(教師は「職人」である;「荒れた生徒」ばかり追い回さない;服装・頭髪違反の「根本」にあるもの ほか)
第2章 生徒指導が得意になる八つの「力」を鍛えよう(子どもと遊ぶ力;よく観る力;事実をつかむ力 ほか)
第3章 指導の方針と方法をつくってみよう(問題の多い学級の担任になり、困っている;教室がすぐに汚くなるがどうすればいいか;「からかわれる」との訴えがあった ほか)
著者等紹介
吉田順[ヨシダジュン]
1950年生まれ、北海道出身。37年間横浜市内の公立小中学校に勤務。担任32年、生徒指導部長16年、学年主任13年などを兼任。平成23年3月定年退職。平成元年より「生徒指導ネットワーク」を主宰。現在、「生徒指導コンサルタント」として全国の「荒れる学校」と関わる。「非行・問題行動」「荒れる学校」「学級経営」などをテーマとして、全国各地で講演、個別の中学校の生徒指導方針づくり、教職員の教育相談、著述などの活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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satochan
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荒れた生徒に注意が向きがちだが、そうではない生徒に対してどう対処していくか。まじめにやっている子たちまで荒れている生徒にひっぱっていかれるのは、確かに教師がまじめにやっている子に注意を向けていないからだ。どこから改善していくか、どこから対処していくか、一番目につくものからではなく、長期的な展望をもって考えていかなければならないと思った。また教師と子供の距離が近すぎるとどうのこうのと言われることもあるけれど、それによって子供の話が引き出せる教師も必要だと改めて思った。現場を知っているからこそ書ける本だろう。2020/08/02




