出版社内容情報
なぜ争いが続いてしまうのかーー。
この問題を知らずして、世界を語ることはできない!
イスラエルと近隣アラブ諸国との間の最初の戦争から75年が経ち、再び燃え上がっている。なぜ戦いは始まり、なぜいまなお火種がくすぶり続けるのか。
複雑な感情のまじりあうイスラエルとパレスチナ問題について、
2023年10月7日のハマスによるテロ攻撃をきっかけに、
フランスの歴史学者たちがポッドキャストで語り合った。
本書では、Q&A形式で構成され、地図や年表、用語と人名解説を追加。
歴史的背景だけでなく、問題の本質がわかる。
巻末には、NHK解説委員・津屋尚氏による、「2023年10月7日のあとに起きたこと」を追加。終わりの見えない争いを知る糸口となる1冊だ。
内容説明
この問題を知らずして、世界を語ることはできない。2023年10月7日のハマスによるテロ攻撃をきっかけに、フランスの歴史学者たちがポッドキャストで語り合った。Q&Aに、地図や年表、用語と人名解説を追加。歴史的背景だけでなく、問題の本質がわかる。
目次
第1章 1897年 シオニズムの理想郷
第2章 1917年 守られなかった約束
第3章 1947年 分割と怒り
第4章 1967年 戦争の時代
第5章 1987年 蜂起と交渉
第6章 2007年 混乱へ
著者等紹介
スネガロフ,トマ[スネガロフ,トマ] [Sn´egaroff,Thomas]
1974年生まれ。歴史学のアグレジェ。リセやグランゼコール準備級、パリ政治学院で歴史と地政学を教えた後、ジャーナリストとしての活動を始める。テレビ番組「C politique」(フランス5、日曜日)とラジオ番組「Le Grand Face‐`a‐face」(フランス・アンテール、土曜日)の司会進行役。専門は現代アメリカ合衆国
ルミール,ヴァンサン[ルミール,ヴァンサン] [Lemire,Vincent]
1973年パリ生まれ。1998年、フォントネー・サンクルー高等師範学校卒業。歴史学のアグレジェ。2019年から2023年までフランス国立エルサレム研究所(CRFJ)の所長を務め、現在はギュスターヴ・エッフェル大学教授、欧州研究会議によるオープン・エルサレム・プロジェクトの責任者
工藤妙子[クドウタエコ]
1974年生まれ。1997年慶應義塾大学文学部文学科仏文学専攻卒業。仏文翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
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